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20160419 RJ-410でランチタイム運用 (2016/4/19 15:22:15)
スリムで軽いナショナルRJ-410は市民ラジオのリグの中で最も携行性に優れています。常時鞄に入れているCBer各局も多いのではないでしょうか。今日のお昼は RJ-410で
CMベース兼常置場所ベランダでしばらくワッチしてみました。でもコンディション低調、Es発生も無く11mバンドはとても静かでした。
RJ-410は単三乾電池6本で動きます。もしかして内部である電圧まで昇圧してるのかも?それなら供給電圧が違っても同じ送信出力を保つのか?と思い、単三アルカリ電池とニッケル水素充電池のエネループで比べてみました。新品単三アルカリ電池6本で無負荷での電圧は9.24V、充電してしばらく使ったエネループ6本の電圧は7.3V。それぞれの電池で同じ条件で簡易電界強度計で針の振れを比べてみました。
結果としては単三アルカリ電池6本9.24Vのほうが電界強度が目盛り読みで1割程強いという当たり前の結果になりました。エネループ6本運用でも同じという美味しい結果ではありませんでした。でも、単三アルカリ電池8本のリグに比べRJ-410は6本なので容量が小さいため、しばらく使用して電圧が下がってきたアルカリ乾電池は送信時負荷でかなり電圧降下し、その分送信出力も下がるようですが、乾電池に比べ容量の大きいニッケル水素充電池では使用途中からの落ち出すまでの粘りがあるため送信時負荷による電圧降下が大きくなく、へたった乾電池よりはへたったエネループの方が良いかもしれません。
電圧可変できる安定化電源で外部電源端子からも供給してみました。RJ-410の供給指定電圧は9V、安定化電源から5~9Vを変化させて供給すると、簡易電界強度系の針も比例して大きく変動しました。というこれも当たり前の結果となりました。
ちなみにRJ-410は小さいのによく飛ぶリグとして昨今注目されているリグですが。うちにある2台のRJ-410と2台のICB-680を簡易電界強度計で比べてみる限り、やはりよく飛ぶと言われるICB-680と同じくらい簡易電界強度計の針が振っていました。
※いずれも古いリグたちですので経年による個体差は大きいと思います。うちのシャックにあった個体での結果です。
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