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<エレクトロデザインが予約受付開始>エレクラフト、K3S/K3用の外部コントローラ「K・Pod」を発表 (2016/4/24 12:00:50)
米国のアマチュア無線機器メーカー、エレクラフト(ELECRAFT)はHFオールモード機の「K3S」「K3」に対応した外部コントローラ「K・Pod」を発表した。大型ダイヤルとVFO A/B/RITの切り替えスイッチと8個のマクロ定義可能なボタンを装備し、K3SまたはK3と接続することでフロントパネルの一部の機能を手元で制御できるようになる。価格は249.95ドル。日本ではエレクトロデザイン株式会社が輸入販売を行い、すでに予約受付も始まっている。
エレクラフト社製品の日本総代理店である、エレクトロデザイン株式会社(千葉県流山市)が開設しているブログ「エレクトロデザインニュース」が、K・Podを詳しく紹介しているので、一部を抜粋して紹介しよう。
K・PodコントローラはK3またはK3sに接続してK3のフロントパネルの一部の機能を手元で制御するコントローラです。パソコンのキーボードのそばなどにおいて、リグ本体に手を伸ばさなくても、ログやクラスタ、デジタル通信の操作をしながらすばやくVFOやRITなどを制御する事ができます。
●大型ダイアル
コントローラの中央には大型のダイアルがありVFO A、VFO
B、RITのつまみとしてスイッチで切り替えて使用できます。
●8個のマクロ定義可能なボタン
またつまみの周囲には8個のボタンがあり、それぞれのボタンにK3/K3sの特定のボタンの機能を定義して使用できる他、それぞれのボタンには単独の機能だけでなくマクロ設定機能を使って連続した一連のボタン操作を定義する事ができます。 K3/K3sにはマクロまで2個の定義可能なボタンが2個ありますが、K・Podコントローラと合わせて10個のボタンが使えるようになります。ボタンはタップ(短押し)、ホールド(長押し)で別の機能を設定できるので、合計16種類のボタン操作をワンタッチで行えます。
●汎用出力
K・Podコントローラには3回路の汎用出力があり、外部機器の制御に使用可能です。ボタンの機能の設定は背面にあるUSBコネクタを経由して、パソコンから専用のユーティリティーソフトを使って設定します。
同ブログによると、「販売価格は$249.95。すでに予約受付を開始しました。出荷は2か月後を予定しています」とのことだ。
またK3S/K3用の200Hz帯域の6ポール・クリスタルフィルターとして「KFL3C-200」も発表された。「従来はKFL3A-200の5ポールのフィルターがCW用としてあったのですが、廃品種となっていました。今回ポール数を1個増やして従来製品よりさらに切れを良くして再登場しました。微弱なCWとの交信や狭帯域デジタルの運用に最適です。価格は$129.95です。受注を開始しました」と同ブログはアナウンスしている。
このほか「エレクトロデザインニュース」によると、RMイタリー社の150Wリニアアンプ「HLA-150V Plus」を、 特別キャンペーン価格として45,000円で提供する(故障修理など、独自の技術サポートあり)という発表や、同製品のスプリアス特性の実測データも掲載 している。
●関連リンク:
・エレクラフト社が新製品
K・Podと200Hzのクリスタルフィルタを発表(エレクトロデザインニュース)
・K・Pod Control Panel for the K3S & K3(Elecraft)
・ブログ エレクトロデザインニュース
・エレクトロデザイン株式会社