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<FT-100D、HRI-100などが対象外に>八重洲無線、修理対応可能なアマチュア機のリストを更新 (2016/5/4 11:30:00)
八重洲無線は2016年4月、Webサイトにで公開している修理対応可能なアマチュア無線機のリスト(主な保守対応中のアマチュア無線製品)を更新した。リストに掲載されているのは1998年に発売開始したリニアアンプと専用電源「VL-1000/VP-1000」から2015年発売の「FT1XD」「FTM-400XD/XDH」まで72機種。しかしWIRES-II接続キットの「HRI-100」やコンパクトオールモード機の「FT-100D」、HF機の「FT-920」「MARK-V FT-1000MP」などは同リストから外れている。
長年愛用しているアマチュア無線機の調子が悪い…といった場合、頼りになるのがその機種を製造したメーカーのサービス(サポート、アフターサービス)部門だろう。しかし多くのメーカーは、性能維持に必要となるパーツ類の供給の関係などから、製品の製造終了後、一定の年数で修理受付を終了しているのが実状だ。
修理受付が可能な機種は、各メーカーのWebサイトに掲載されるケースが多い(アイコム、アルインコ、八重洲無線など)。アイコムの場合は毎年5月末に、1年間有効の「 修理受付終了機種リスト 」を掲載しているが、八重洲無線は「 主な保守対応中のアマチュア無線製品 」というリストを不定期(数年に1回程度)で更新している。
2016年4月、八重洲無線のリストが更新された。同社は「販売終了後6年間を目安として、保守サービスを実施しております。しかしながら技術の革新が早く、部品メーカーでの生産が完了してしまうものもあります。このような場合は6年を前にして、保守ができなくなることもありますが、あらかじめご了承ください」と呼びかけている。
更新されたリストを確認すると、ハンディ機のVX-1/VX-2/VX-5、受信機のVR-500/VR-5000、HF機のFT-920/MARK-V FT-1000MP、コンパクトオールモード機のFT-100D、モービル機のFT-90、WIRES-II接続キットのHRI-100などがリストに掲載されておらず、保守対応が終了したことが推測される。
では、今回更新された「主な保守対応中のアマチュア無線製品」のリストを紹介しよう。
●関連リンク:
・主な保守対応中のアマチュア無線製品 PDF形式(八重洲無線)
・修理について(八重洲無線)