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20160507 奈良公園のムクロジとルリセンチコガネ (2016/5/7 23:40:55)
7日土曜日曇天の奈良地方、娘のナラR83局とお弁当を持って奈良公園へ。今日の目的は奈良公園でムクロジの実の採集。もちろんフリラ3種、ICB-680、IC-DPR3、DJ-P23Lも持って行って随所で運用しました。
興福寺脇でお弁当を広げて、食後はランチタイム市民ラジオ運用。最近外国人観光客がとても多い奈良です。
興福寺境内からも特小奈良町レピーター3-A
L17-09への良好にアクセスできしました。しかしフリラ3種ともに交信できた局はありませんでした。
春日大社参道脇にある目的のムクロジの巨木。太い幹にコブがボコボコ、しかも幹の真ん中をモウソウチク5~6本に貫かれているという凄い老木で畏怖さえ感じてしまいます。この木の周りでムクロジの実を探しました。木の上の高いところには落ちずに残っている昨年の実がたくさんありましたが、落ちているものがなかなか見つかりません。しかも黒く丸い種の部分が落ちていても、この辺りにたくさん落ちている鹿の糞と全く見分けがつきません。
ナラR83局がムクロジの実とフンコロガシの一種ルリセンチコガネを見つけてきました。奈良公園に生息しているセンチコガネは綺麗な瑠璃色の金属光沢で通称ルリセンチコガネと呼ばれています。綺麗な瑠璃色ですね、おなか側も綺麗な瑠璃色をしています。ご存知のように奈良公園にはフンコロガシのエサが大量にばら撒かれています(笑)ので彼らにとってはパラダイスなんでしょう。ルリセンチコガネは撮影後に元いた場所に戻してあげました。
ムクロジの実のほうは透かして見ると中に丸く黒い種が入っていて、振るとコロコロと音がします。一つだけ採取して帰りました。
ドライフルーツのようになった実を切ると中から1cmほどのとても硬い黒い種が出てきました。羽根突きの羽根の黒い玉に使われているのがムクロジの種です。実の部分は昔は石鹸として使われていたそうです。
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