無線ブログ集
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泉ヶ岳(1172m) (2016/5/15 17:41:16)
一日中晴天との予報で、仙台市近郊の泉ヶ岳に登ってみました。奥羽山脈から連なる東端の山で、標高1172m。前回登ったのが2013年11月ですから、2年半ぶり。いくつかのルートがあり、どのルートも山頂まで1時間半ほど。滑降コースを登って、かもしかコースを下るのがお気に入りで、今回もこのルートにしました。
地下鉄南北線の終点、泉中央駅から市バスに乗り換え45分。登山口着がちょうど午前8時。大汗かいて1時間40分ほどで山頂。最後は急登の連続、登りごたえのある登山はしばらくぶりでバテ気味に。到着した山頂自体は、何の眺望も得られない、つまらない山頂です。でも、北泉ヶ岳方向に少し進むと展望が開けてきます。今日は空気も澄み、正面に後白髭山、船形山、さらに朝日連峰の真っ白な山並みも遠望できました。登山者が多いため、ここから藪に突入、少し離れた小広く開けた場所を確保し、無線運用することに。帰りのバス時間が決まっているため、2時間弱の運用。
山頂
船形山(右)
はじめにDCR(351MHz)。ヤマガタTA960局(蔵王)、フクシマHK414局(福島県伊達市)、ミヤギWR113局(岩手県一関市 三峰山)、センダイK932局(青葉区)、ミヤギYS307局(太白区)各局と交信。連休後の休日のためか、移動局は少なく、静かでした。続いて145MHz。ワッチすると0エリアのコンテスト各局が入感。この山で0エリアがこんなに聞こえてきたことは記憶にありません。伝搬は悪くないようです。上越市、長岡市、新発田市各局とレポート交換。コンテストなので正確な移動地は確認できませんでしたが、上越市はおおよそ260km。蔵王連峰および飯豊連峰が二重に壁となる位置関係ですが、よく届くものです。コンテスト相場で59のレポート、リアルレポートをお願いしたところ51で入感とのこと。こちらからは52。さらに0エリア三条市、新潟市各局も52程度で入感。お呼びしましたが、まったく気づいてもらえないままCQが続く、という感じで、交信ならず。ハンディ機+ロッドアンテナ(RH770)では非力だったようです。もう少しまともなアンテナを持ってくればよかったと後悔。
RH770クリップベース小枝設置
続いて、1エリアも入感。神奈川県横須賀市、栃木、茨城各局。しかしタイミング合わず、交信には至りませんでした。残念。いつものことながらID51の受信感度の良さも改めて実感しました。聞こえるのに届かない、悲しいことではありますが・・・。
下山途中のスキー場付近からDCRにてフクシマSP302局(仙台駅)、ミヤギOS147局(大崎市三本木)と交信。ミヤギOS147局より145MHzDV、0.1Wのデジタル変調が山形県寒河江まで届いていたとのレポートもいただきました。
岡沼から山頂望む
スキー場付近
久しぶりの泉ヶ岳。お空のコンディションも上がっているようで、意外性のある電波を拾うことができました。本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。
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