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link こちらはサッポロ-RX178 無銭実験局運用中 こちらはサッポロ-RX178 無銭実験局運用中 (2019/12/16 10:37:15)

feed RRC NANO (2016/5/18 14:10:10)
 ブログ等で、日本人が使っているのを発見出来ませんでした、というか外国人でも使用レポートがこれと言ったものを発見出来なかった「RRC NANO」のいうアプリ。

 とりあえず前置きも無しに何だこの野郎って感じでしょうが「RRC NANO」とはandroid用アプリでございます。
 RRCってのは、ちょくちょく私のブログに出てくる「RRC-1258mkII」のRRCです。
 RRC-1258mkIIの使い方自体は以前散々話しているので省略しますが、基本の操作方法は無線機のフロントパネルを利用するわけで、PCを使ったリモートコントロールとは違って、無線機本体を触れてリモートコントロールが出来る点が最大のメリットです。
 しかしながら、オプションを購入する事でPCコントロールも可能だったりします。
 普段は車や自宅等にRRC-1258のコントロール部を設置していて、別の場所でもリモートをしたい場合等にこの方法が用いられるわけです。

 これを応用して作られたのが、RRC NANOかと思うのですが単純に言えばandroid端末でリモートコントロールをしてしまおうって代物。

 今までもHam Radio Deluxeと連携させる事で、Pocket RXTXというアプリやCommCat(iOS)等のアプリは存在しておりましたが、あくまでPCの起動をさせておかなければならない事が前提です。
 実際第2固定でも常にPCは2台起動しておりますが、単純にRRC-1258mkIIを使うだけであればPCの常時起動は不要なのです。設定用等の為に常時起動をさせておいた方がいいんですけどね。

 しかしそれが困難な場合もあります。
 以前ブログでも言いましたが、キャンピングトレーラーの中に移動局を設置していた事を紹介しましたが、冬季はトレーラーを移動してしまうのでパンザマストに大きいウォルボックスを設置し中にRRC-1258mkII、IC-706mkII、WIMAX、電源を収容してリモート専用局として稼働させておりました。
 ちなみにPCの起動は困難でありましたが一冬何も問題無く運用出来ておりました。

 こういうケースの運用の方が、実際は正しい感じがします。

 この場合、Pocket RXTX等では制御が出来なくなるのですが、RRC nanoでは制御可になるであろう、って事なんですが如何せん人柱がおらず手も出せずにおりました(笑)

 しかしながら、私自身もそろそろ人柱になるべきだろうかという事で、ちょっかいを出してみました

イメージ 1
 表示自体は、ものすごーくショボいですね(汗)
 タイトルのところに「RRC NANO Kenwood」と書かれておりますが、当然IcomもYAESUもあります。
 今回はTS-480の制御を目的としておりますので、KENWOODバージョンを利用します。

 とりあえず、RRC-1258mkIIで現状運用されている方の場合ですが、RRC-1258mkIIのRADIO側裏面に「COM2」ポートがありますよね?
 ここと、TS-480のCOMポートを9ピンのD-subで接続し、RRC-1258の設定でCOM2をKENWOODのリグで利用するよう設定しなおすだけです。それ以上の設定はありません。
 私はひっかかりましたが、TS-480のメニューモードのNo.56でビットレートを9600にする事を忘れずに。
 
 たったこれだけの手順を踏むだけで、androidによるリモート運用が可能になります。
 説明書等が一切無いのですが、まぁ見た目的には意味が大抵わかるので使えるかと思います。

 なお、送信はPTTではなく「Speak」をタッチする事で送信が可能です。

イメージ 2
 送信すると左上のRXがTXになり、周波数が赤く表示されます。
 また、Sメータだった所がSWRの表示でもしてくれるかと思ったら出力表示になってしまいます。
 恐らくですが、出力の変更がこのバージョンでは出来ないようですね。
 そんな表示よりSWRの表示の方が嬉しいのですが(笑)

 んでリモート運用ですから当然なんですけど、音声の入出力もバッチリできます。
 他のソフト、アプリでは別途AF用ソフトが必要でしたが不要です。
 
 このアプリ、一か月間の試用期間があり、$50で永久ライセンスが購入できます。
 また、他社用アプリを購入したいときは追加ライセンスで$10/1つ となります。
 私は非常に満足出来たので、KENWOOD用とICOM用の2つ、$60支払いました。

 フリラとしてはいつも気になる電波状況も

イメージ 3
 こんな感じで受信しておいて、何か受信したらリグを持って外に出る!って事でもいいんですから。
 またこの状態で接続を遮断し、まともにTS-480の電源を入れると
イメージ 4
 ちゃんと連動して制御されていますね~

 自宅であればそんなのリアルリグでいいんですけど、ちょいと外出してたり会社にいたりの時であれば重宝します。当然24.144じゃなく常に空の状況が気になって仕方ない方もこれは非常によろしいです。ハムバンド内ならその場で送信も出来ますからね。

 まだ実施しておりませんが、IC-7100に接続だったりするとVUも使えるのでローカルとの連絡用でワッチしてなきゃならん時に、ちょっと離れる時もこれで安心♪

 と、RRC-1258mkIIはさもセパレートタイプじゃないと使えない様な事をいっておりましたが、セパレートじゃなくてもPCコントロールやnano運用の時は使えます。
 どでかい固定機にRRC-128mkIIを繋ぎnanoで外出先や自宅内でのリモート運用も可能となります。

 VU機に接続しちゃったりすると、ハンディー機がいらなくなっちゃうかも知れませんね(笑)

 導入を迷っていたり、設定などでわからない方、どうぞご連絡下さいね~

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