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feed お手軽リモートアプリの紹介 "Pocket RXTX" (2016/5/23 12:43:40)
 以前チラッとブログで言葉だけ出てきたようなアプリなんですが

 Pocket RXTX

 という、Android用アプリがあります。
 洋モノアプリなので、全て解説が英語なので私自身もさほど理解しておりませんが、これを使って普通にリモートコントロールが可能になってしまうブツ。

 私の場合、何度も言っている RRC-1258mkIIをこよなく愛しておりますので、そんなに有用性は無いのですが、スマホで簡単に扱えるという点では有用性はあります。
 まぁRRC-1258mkII + RRC NANOという方法も以前記載しましたが、RRC-1258mkIIが無いと出来ませんしねぇ。

 こいつの場合、Ham Radio Deluxeの環境下で動作する事になるのですが、Ham Radio Deluxeが稼働している環境とAndroid端末を所有してさえしていれば、どこでもリモート運用が可能になるわけですよ。対応している無線機は若干少なめなんですけどねぇ~

 ちなみに動作中の画面のキャプチャは
イメージ 1
 こんな感じです。
 最新版とは若干違うのですが、概ねこんな感じです。
 
 一番上に周波数。ここをタップする事で周波数をダイレクトに入力する事も可。
 んで、M1~M8はメモリです。M8までですので、私の場合はCBの1ch~8chを保存。
 んでその下左の「S2」はSメータですね。S9+40とか強い波を受信すりゃそういう表示になります。その下のグレーのバーも連動し、送信の際にはSWR表示に切り替わります。

 その下のアイコンは今回省略しますが、ネットワーク接続等のアイコンです。
 んで、更に下がモードと出力ですね。
 50w機でも100wまで表示されたり、200w機でも100wまでしか表示されません(笑)5,10,25,50,100の5通りのみ、モードはLSB,USB,AM,FM,CW,FSK,CW-R,FSK-Rとなります。
 メモリの右下の+-は1kHz単位の変更用、更に下の丸いのでVFOダイヤルっぽく動作し、スピーカーのアイコンはBluetooth等で接続している時有効らしいのですが、ネットワークを介したリモート運用では使えません。右側の更新ボタンっぽいのもよくわかりません(笑)

 元がSDRの操作用アプリだそうで、使わない&使えないキーがあったりするわけですが、まぁ気にしなきゃいいだけで。

 んで、他の機種の時にどうなるかわからないのですが、下段のNRやらNBは表示通りで無線機に予めNB動作時にどんくらい効かせておくか、等設定しておいた通りに動作はしますが、もうちょい効かせたいとかはできません。
 ATUはタップした時点でATUが作動します。ATT,AGCは言うまでもないでしょう。

 左下の電源ボタンはネットワーク接続アイコンですが、Ham Radio Deluxe経由で電源を入れる事が出来る機種ですと、そのまま電源を入れる事も可能。
 ただしTS-570,TS-480では電源が入るものの、落とせません(苦笑)
 となりの時間はUTCです。
 BANDを押せば、普通にBAND選択が出来て、PTTはまんまです。

 なおBluetoothを用いたリグコントロール用等であれば、音声もそのまんまで通じるらしいのですが、ネットワーク接続では音声は別アプリが必要になります。
 まぁこんなのは無線機側のSKYPEを自動接続に設定しておき、Androidから接続すりゃなんて事ないんですけども。

 昔、TS-570が非対応だったんですけどTS-2000のプロファイルを若干改変して使ったことがあり、電源を切るとか固有の機能を登録する事も出来るんじゃねぇかなーとは思っております。やってませんけど(笑)

 なお公式での対応機種は
Yaesu: FT-100, FT-817, FT-857,FT-897, FT-450, FT-950, FT-991, FT-1000MP, FTDX-5000;
Kenwood: TH-F6/F7, TS-480,TS-570, TS-590, TS-870, TS-2000;
Icom: IC-718, IC-746,IC-746Pro, IC-7000, ICR-7000, ICR-71E, IC-7200, IC-7400, IC-9100;
Elecraft: K3, KX3;
Mini: SW-2012, SW-2012C;
Kachina: 505DSP.
 となっております。公式HPをよーくみると「でもテストしてないけどね、この機種」とか書いてある機種もありますが(笑)
 私の経験だと、KENWOODは基本的にどの機体でもイケると思いますし、非対応の機種でもPCコントロールのコマンドさえ書き換えれば使えるとは思います。
 端的に開発者の周りにあったリグが上記の通りなんでしょうよ。


 んで、利用する為の環境ですが

・送信所側
 Windows PCに
 ○ Ham Radio Deluxe 5.24.38 推奨。最新版でテストをしてないだけかと(笑)
  ↑公式ではダウンロードできませんが、上記リンクからダウンロードできます。
 ○AFソフト(SKYPE等android端末と音声通信が出来るもの)
 ○Ham Radio Deluxe内 Tool → IP Server → 外部通信用ポートの設定(初期値7809)&Start もちろんポート開放も。
 ○ jAReC というソフトウェア。Pocket RXTXの作者開発。簡単に言えば、PocketRXTXとHam Radio Deluxeを接続する為のソフトウェア。

 これらがインストールされ、適切に設定されている事が条件。

・操作所側
 Android端末に
 ○AFソフト(SKYPE等)も。

 これだけです。
 Ham Radio Deluxeでリモート運用を既に行っている方ならPocketRXTXの設定はすぐにできるかと思いますので、細かい事は書きません。
 わかんねぇよ!出し惜しみしねぇで教えろよ!という方が1人でもいれば細かく記載しておこうかと思いますが、私の英訳なんぞテキトーなので正確性がありません。
 だから書きません(笑)
 正確でなくても、繋がるようになった手順を書けってなら書きます。

 RRC NANO同様、どこでも簡単にリモートが出来る反面無線機を使って運用している気分は全く味わえませんが、利便性は抜群かと思います。
 そして、基本的にお金がこの方法だとかかりません。全部無料です。
 PocketRXTX+という有料版も買ってみましたが、広告が無いだけでした。
 新しいバージョンも公開されていたり(公式HPからDL)もしております。
 
 どうも私のブログって、「リモート運用」という検索ワードから流入される方が多いので、調子に乗って色々やっとりますが、是非何かあればご連絡下さい。
 んで、一度やってみるとたまらなく面白いかと思います。
 「リモート運用なんて邪道じゃい!」って思う方も多いと思いますが、何言っても便利なもんは便利なので(笑)
 業務無線じゃもう結構メジャーですからね、アマチュアで言うところのリモートは。

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