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feed 20160524 昭和40年男的ネタ MICMAC(ミックマック) (2016/5/24 0:16:36)
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昭和40年男的「MICMAC」は映画や衣料ブランドではありません。以前も紹介したことがありますが、70年代半ばにトミーが発売していたMICMAC(ミックマック)という光学玩具です。またまた、おやじの昭和40年男的懐かしネタで若い方にはすみませんが、昭和40年代を知る参考程度に読んでいってくださいネ。

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MICMACは黒い樹脂の筒で出来たレンズユニットやミラーユニット、チューブユニットなどを組み合わせて望遠鏡、顕微鏡、潜望鏡などいろんなものに作り替えることができました。子供のおもちゃにしてはかなりよく出来ていたと思います。電子ブロックとか当時の理科系玩具はよくできたものが多かったですね。それが今日の日本の産業を支える基礎になっているというと大げさですかね?私の職業は技術系ではなく文系ですので、そんなことは想像でしか言えませんが、実際そういった玩具から興味を持ってその道に進まれた方も多いと思います。当時の取り説がないため、残念ながらすべての組み合わせを再現することはできませんが取りあえず覚えているものを組み立ててみましたので、画像でご覧になってください。

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天頂鏡を付けて天体望遠鏡です。
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潜望鏡です。秘密基地ごっこには玩トラと共に必須でした(笑)軍用カニ眼鏡の単眼タイプ。ウルトラスコープっていうウィーンってミラーが伸びる玩具も持ってましたよ。

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顕微鏡です。

小学生の頃、このミックマックではかなり遊ばせてもらいました。それまで縁日の屋台で売ってるようなちゃっちいおもちゃの望遠鏡しか持ってなかったので、これで作った望遠鏡で月を見た時の感動は今でも忘れられません。たぶん口径20mmで20倍くらいの倍率なので月の大きなクレーターをギリギリ見られる程度の解像度でしたが、月のクレーターを見れるか見れないかは子供心に大きな違いでした。それにケースに望遠鏡を固定でき、簡易な経緯台にできたことと、ミラーで90度角度を変えられることは子供の私にとっては大きな魅力でした。

地上用としてはミラーユニットを4つ組み合わせてダハプリズムのようにすれば正像を見ることも出来た。樹脂が磨り減ってガタガタになってしまうほど遊びました。利発そうな少年が出演していた当時のテレビコマーシャルも懐かしいです。

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残念ながら画像の物は私が子どもの頃に持っていた現物ではなく、近年ネットオークションで求めたものですが、パーツの一部には私が子どもの頃に実際に持っていたオリジナルパーツも含んでいます。

ミックマックの直系子孫ではないのですが、後年トミーテックからBORGという望遠鏡シリーズが発売されます。

株式会社トミーテック http://www.tomytec.co.jp/borg/

BORGの開発者が別会社でMICMACの開発者の後輩だったと読んだ記憶があります。それもあってBORGという望遠鏡にはちょっと惹かれています。ちなみにこのBORGの開発者の方は何か奈良と関係あるみたいです。

※この記事は5年ほど前のブログ記事のリライト版です。


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