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<基本費用はJARDが全額負担>JARD、創立25周年記念「小笠原(JD1)DXペディション」の参加者5名を公募!! (2016/5/25 11:30:41)
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は2016年5月24日、同協会の創立25周年記念行事の一環として、今年8月23日(火)から28日(日)まで、小笠原諸島の父島(JD1)へDXペディションを行うことを発表した。メンバーは約20名で、そのうち5名は一般のアマチュア無線家(過去にJARD養成課程講習会を受講し修了した者)から公募を行う。メンバーに選ばれた場合、ペディションの基本費用(船賃、期間中の宿泊・食事)は全額JARDが負担する。
JA本土とは別エンティティになる小笠原諸島・父島(東京都小笠原村)の風景。2016年6月から新造船「(三代目)おがさわら丸」(11,000トン)が就航、竹芝桟橋と父島の所要時間が1時間30分短縮してジャスト24時間となる(写真:nuku / PIXTA)
発表によると今回の「小笠原DXペディション」は、JARD会長の有坂芳雄氏(JA1HQG)が団長を務める。同氏は著名なDXerとして知られ、1976年にJARLが創立50周年記念で行った「沖ノ鳥島DXペディション(7J1RL)」でも団長を務めている。さらに全国高校アマチュア無線連盟(全国高文連アマチュア無線専門部設立準備会)の青少年メンバーと引率者の5名、JARD関係者など総勢20名ほどで構成される予定だ。
計画では「ハムフェア2016」初日の8月20日(土)に結団式を開催。23日(火)11時に東京・竹芝桟橋を出発し翌24日(水)11時に父島着。この日は無線機やアンテナの設置作業を行い、25日(木)と26日(金)は終日無線局を運用。27日(土)に撤収作業を行い15時に父島を出発。28日(日)15時に竹芝桟橋へ帰着するという、5泊6日のスケジュールとなっている。
運用は父島のコテージ内に10W/50W/200Wの固定局を設置して行い、WARCバンドを含む7~50MHz帯でQRV。初心者には“交信に精通したメンバー”が指導を行うという。また島内観光や村民との交流も計画される。なお宿泊は同コテージと島内のホテルを予定している。
JARDは、この運用に参加するメンバー5名を一般のアマチュア無線家(過去にJARD養成課程講習会を受講し修了した者)からの公募で選定することを発表した。メンバーに選ばれた場合は、東京・竹芝桟橋と父島間の往復船賃、食費、宿泊代などの基本費用は全額JARDが負担するという(自宅と竹芝桟橋間の交通費等は各自負担)。応募条件や日程などの概要を紹介しよう。
◆応募条件: 下記すべてを満たす者
・20歳以上でアマチュア無線の資格を有する
・JARDの養成課程講習会修了者
・参加する場合に名前の公表に同意できる
・体験記等に協力可能
◆募集人員: 5名(男女)
※JARDの2アマ養成課程修了者から2名、3・4アマ養成課程修了者から3名を選定予定
◆日程:
2016年8月23日(火)~28日(日)
往路 8月23日(東京11:00発)→
8月24日(父島11:00着)
復路 8月27日(父島15:30発)→ 8月28日(東京15:30着)
◆申し込み方法:
JARDホームページにある参加申込書(Excel形式)に記載し、写真添付で電子メールまたは郵送でJARD事務局へ送る
◆申し込み期間: 2016年5月24日(火)~6月10日(金)
※郵送の場合は6月10日消印有効
◆選考:
書類選考で参加者を決定し6月下旬頃にJARDホームページで発表(参加決定者にはJARDから直接通知)
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・JARD創立25周年
小笠原DXペディション参加者募集のお知らせ(JARD)
・小笠原DXペディション募集要項 PDF(JARD)
・小笠原DXペディション募集要項 別紙PDF(JARD)
・小笠原DXペディション参加申込書
Excelシート(JARD)
・小笠原海運