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<写真リポート>デイトン・ハムベンション2016で実機初公開! 米国エレクラフト社のポケットサイズHF機「KX2」 (2016/5/26 18:00:41)
米国で開催された「Dayton Hamvention(デイトン・ハムベンション)2016」のエレクラフト社ブースで、同社が開発したポケットサイズのHFトランシーバー「KX2」の実機が世界初公開となった。そのサイズのコンパクトさと、注目度の高さがうかがえる画像がhamlife.jpに届いたので紹介しよう。
5月20日(金)から22日(日)まで米国オハイオ州デイトンで開催された「Dayton Hamvention 2016」。その会場で、米国エレクラフト社製の人気HF/50MHz帯小型トランシーバー「KX3」よりもひと回り以上小さい、ポケットサイズのHFトランシーバー「KX2」が初お披露目され、注目を集めた。
世界初お披露目となった「KX2」は、QRPファンの国際イベント「For Days In May」の会場で発表された
エレクラフト社のブースは、最初にHFトランシーバー「K2」を発表したときの4倍の広さを有し、今回の力の入れようがうかがえる。ブース内では「KX2」が50台限定での販売も行われ、多くのハムが購入申し込みを済ませたという。
通常、エレクラフト社の新製品は発表が先行し、商品はかなり時間が経ってから出荷されることが多いが、今回の「KX2」については「KX3」の回路とソフトを利用し、バンドやモードを制限したことでかなり早い段階でプロトタイプが完成し製品の販売につながった。同社の製品としては、異例の速さといえる。
エレクラフト社の日本総代理店で、海外メーカーのアマチュア無線機器の輸入販売で知られる、千葉県のエレクトロデザイン株式会社は、今回の「KX2」について“国内からの受注を受け付ける”とアナウンスしている。ただし“マニュアルの翻訳に少し時間がかかるため、すぐにKX2を手にした方は英文のみとなる”とのこと。興味のある方は問い合わせてみてはいかがだろうか。
今回はキャリングケース「CS40」と「CS60」を同時に発売。「CS40」はKX2本体と、そのほかの小物が収納できるほか、「CS60」はさらにパドルやアンテナ、予備の電池パックなど十分なスペースを確保している
「Dayton Hamvention 2016」と同時開催した QRPファンの国際イベント「For Days In May」で行われたKX2関連のインタビューが音声ファイルとして下記で聞ける。
https://goo.gl/OyngIW 下の画像をクリックすると音声スタート!
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【追記:プロモーション動画】<デイトン・ハムベンションで公開へ>米国エレクラフト社、KX3よりも小さいポケットサイズのHF機「KX2」を発表!
【追記:プロモーション動画】<デイトン・ハムベンション2016>JVCケンウッドはD-STAR+APRSハンディ、八重洲無線はFT-891を参考出品!!
●関連リンク:
・ELECRAFT INC.
・Dayton
Hamvention
・エレクトロデザインニュース KX2販売開始
・エレクトロデザイン株式会社