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<IC-756PROやIC-Z1が“修理受付不能”に>アイコム、「修理受付終了機種リスト」を1年ぶりに更新 (2016/6/1 12:20:00)
アイコム株式会社は2016年6月1日、Webサイトに掲載している「修理受付終了機種リスト」を1年ぶりに更新した。同社のアマチュア無線機器は、生産終了後10年~15年未満のものが「条件付きで修理受付可能」となり、15年以上が経過した機種は「修理受付終了」で調整や点検も受けられなくなる。今回のリスト更新でHF機のIC-756PRO、ハンディ機のIC-Z1が新たに「修理受付終了」となり、受信機のIC-PCR100、IC-PCR1000、IC-PCR1500とハンディ機のIC-S32、IC-S22、IC-W31Nが「条件付きで修理受付可能」の扱いとなった。
アイコムは毎年この時期に「修理受付終了機種リスト」を更新している。同社は生産終了後10年~15年未満の製品は「条件付きで修理受付可能」(故障箇所の補修部品在庫があり、かつ調整、修理することで機能や性能の維持が可能であると同社が判断した場合に修理可能)とし、さらに生産終了から15年以上が経過すると「修理受付終了」となって、調整や点検も受けられなくなる。
今年のリストは下記のとおりで、HF機のIC-756PRO、ハンディ機のIC-Z1が新たに「修理受付終了」となり、受信機のIC-PCR100、IC-PCR1000、IC-PCR1500とハンディ機のIC-S32、IC-S22、IC-W31Nが「条件付きで修理受付可能」の扱いとなった。
なお同社は、生産終了後5~9年の機種をリスト下部に青文字で表示している。これらは現状では修理受付が行われているが、「部品の廃品などやむを得ない理由により修理をおこなえない場合があるため、生産終了後10年以内の機種の修理をお約束するものではございません。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます」と呼びかけている。
●関連リンク:
・修理に関する重要なお知らせ(アイコム)
・修理受付終了機種リスト(PDF) 2016年6月1日作成