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<2014年7月17日以来の“最低”を記録>2日連続で太陽黒点数(SSN)がまったく確認できない「0(ゼロ)」状態に! (2016/6/6 12:00:04)
DXerにとって電波状態の指標のひとつとなる「太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)」。11年周期で増減を繰り返しているが、2009年の暮れごろから始まった今回の「サイクル24」も終焉を迎えている状況で、先週末に太陽黒点数が「0」となる最低値を記録した。SSNが0を記録するのは2014年7月17日以来、約1年11か月ぶりとなる。しかもこの「SSN:0」の状態は6月3日(金)と4日(土)の2日間続けて発生している。
太陽黒点数の推移。21MHz帯では5月19日(木)の深夜までヨーロッパが大オープンしたり、6mバンドでは5月20日(金)にEsのマルチホップで中央アジア方面、5月28日(土)にはヨーロッパが入感していた
「太陽黒点情報-宇宙天気情報センター」の発表によると、太陽黒点数(SSN)が6月3日(金)と6月4日(土)の2日続けて「0(ゼロ)」となった。太陽面に黒点がまったく観測できないという状態だ。
その数日前まではSSNが下がり気味ではあったが、HFハイバンドではヨーロッパ方面が良好に入感していた。また6mバンドではEスポのマルチポップと思われる伝搬で中央アジアからヨーロッパがオープンしていた。その直後に2日連続でSSNが「0」となったことは驚きをもって受け止められている。
「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに掲載された2016年6月4日(土)の太陽黒点映像。太陽黒点数(SSN)がまったく確認できない
太陽黒点数が6月3日(金)と4日(土)に「0」を記録(同Webサイトから)
この1年間の状況を見て太陽黒点数(SSN)が100を越えたのは数回しかないことがわかるだろう
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【追記あり】<ヤバイ! 深刻な数値を記録> 太陽黒点数(SSN)がついに「0( ゼロ)」、太陽活動が完全停止状態に!?
<「サイクル24」は2つのピークがあった>太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)はすでに11年周期のピークが去り、2015年に入って低調傾向が続く
●関連リンク:
・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
・宇宙天気ニュース