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feed 本日の運用 (2016/6/29 21:01:51)
ランチタイム、イブニングと運用しましたが、本日は交信に至りませんでした。



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【2016.6.29 ランチタイム】 自宅庭から

CBLのみ
シズオカAC703 /6局  奄美大島  52CBL
かごしまSS167局  51CBL


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明日もがんばります!






さて、大事にしている本2冊目です。





イメージ 1




『齟齬の誘惑』 蓮實重彦著 (東京大学出版会)

著者である蓮實重彦さんは、1997年から2001年まで東京大学総長を務められた方です。この本は、著者の講演や式典での挨拶が、逐語録の形で多数集録されています。中でも、特筆すべきは、今もなお『伝説の式辞』と言われ続けている、50分にわたる、1999年東大入学式での総長のお話が、序章として収録されていることです。

こうして今、ページをめくってみても、研ぎ澄まされた感性、崇高な知性と探求心、何より物事に対する真摯な姿勢が、私を魅了してやみません。

この序章の中から、著者の考えの一端がうかがえる文章を、以下に抜粋してみます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(抜粋)

社会には、あるいは、むしろこの世界にはというべきでしょうが、相対的な聡明さによる対象の把握能力だけでは対応しかねる不自然な事態に満ちあふれております。不意にそうした事態との遭遇を余儀なくされるとき、人は持ち合わせの知性だけでは対処しがたい齟齬感と、違和感と、隔たりの意識に深く戸惑い、苛立ちを覚えるしかありません。若さとは、そのような苛立ちをみだりに遠ざけることなく、率直な驚きとともにその不自然さを受け入れようとする、年齢とは無縁の資質にほかなりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(抜粋終わり)


たとえば、自分の日常に置き換えると。
人とのお付き合いの中で、その人のことを分かったような気になっていないか。
言葉を交わす中で生まれる、齟齬感と違和感。そこから、自分は、目を背けようとしているのではないか。
戸惑いや苛立ちを前に、その感覚を受け入れ、本当の自分と真摯に向き合おうとしているだろうか。

そんなことを考えさせられます。



ドキッとする一冊です。
著者の言葉は、多くの人の琴線に触れるでしょう。


貴重な文化的遺産だと思います。


上手く伝えられませんでしたが、とにかくすごい本です。




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