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「スウィング」のノリ (2016/7/17 8:44:45)
ジャズで使われる4ビートのノリは「スウィング」と言われていて、独特のノリ方です。
目から鱗というか、この動画を見るまで、紹介されていた悪い例のノリ方をしていました。
悪い例は
ワン、ツー、スリー、フォー、 チーン
、チッキ、 チーン 、チッキ
正解は
ワン、ツー、スリー、 ティーギ
、リン、 ティーギ 、リン、 ティーギ
だそうです。
なんのこっちゃ、って感じでしょうが、ビートの頭が一拍目ではなく、四拍目から始まり、アクセントも一拍目、三拍目ではなく、二拍目、四拍目に置く、ということになります。
楽譜だけ見て、数学的に考えると、どっちだって一緒じゃんって感じもあるでしょうが、やはり大違いなのでしょうね。楽器の演奏も「歌」であり、「踊り」でもあるので、リズムの歌い方や踊り方が違えば、当然「ノリ」というか「Groove」が違ってくるのだと思います。
iPadアプリの「iReal
Pro」というアプリを愛用しています。膨大な曲目のコンピュータで製作した音源とコード進行が収録されていて、とても便利なのですが、ジャズの音源について言うと、リズムが、実にコンピューター的というか、音楽的にすごい違和感があります。
スイングのノリは「跳ねた」リズムですが、数学的に解析するのがとても難しい、人間的なノリなのだと思います。
後半はハーフタイム・シャッフルの解説です。TOTOの「Rosanna」のイントロで聞こえているドラムの音がそれです。
ではまた
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