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【投稿】続編・TPZ-D553レビュー (2016/8/15 14:41:55)
KENWOODのTPZ-D553のレビュー続編記事が、フリラjpの読者の方から投稿されましたので、紹介させていただきます。
前編はコチラ↓
KENWOODのTPZ-D553とALINCOのDJ-P221Lのレビュー記事が、フリラjpの読者の方から投稿されましたので、紹介させていた...
投稿者:オオサカUW39/阪井 洸仁 氏
リグが修理から戻ってきました
こんにちは。オオサカUW39です。前回投稿したKENWOODのデジタル簡易無線機(デジ簡)TPZ-D553について、メーカーに修理送りにしていた本体が先日戻って来ました。
早速、メーカー側の対応の内容と修理後のTPZ-D553の変化についてお伝えします。
まず修理に至った原因は「変調が浅い」という症状です。
これが私の個体だけに、たまたま起きてしまったことなのか、はたまた、同時期に製造されたロットの個体全てに起きていることなのか、私には分かりません。
恐らくその辺りは、KENWOODで現在調査しているのではないかと思います。
修理内容は
TPZ-D553の修理内容は「 内部ユニットの交換 」と、「 送受信回路の調整 」を行ったとのことです。修理後の検査では、指摘した故障個所の問題は解決したと診断書に記載されていました。
実際手元に戻って来たTPZ-D553で送受信テストを行ってみると、確かに自分の声がしっかりと電波に乗るようになっています。
また送信音声のレベルに対して、終話告知音のレベルが異常に大きいという現象も改善されていました。
修理から戻ってきて、これまで以上に、TPZ-D553で快適に運用出来るようになったので安心しました。
今回のメーカー修理によって、送受信の音質自体に変化があるようには感じられず、修理前と同様に相変わらずTPZ-D553は良い送受信音をしています(笑)
それから小さいことですが、本体裏側バッテリーパックの取り付け部に修理日と担当者名が記入されたシールが貼られていました。
続いてファームウェアに関してですが、これは最新の物が既にインストールされていたとの回答でした。
私が本体を購入したお店の仕入れのタイミングが結構最近だったのでしょう。
余談ですが、私も購入した1800mAhバッテリータイプのMCH(TPZ-D553MCH)は売れ行きが好調でメーカー在庫の無い状態が続いているそうです。
たまたま購入した販売店に入荷してすぐに注文したので入手できたのかもしれません。
ローカルの局長さんも3ヶ月待ちで購入したと仰っておられました。
また先日アイボールした和歌山の局長さんから、TPZ-D553用のプログラミング・ケーブル「MCP-8B」というUSBケーブルをお借り出来たので、色々いじり倒して自分好みの一機に仕上げて行こうと思います。
願わくば今後バックライト常点灯の設定が可能になると暗闇での運用に便利ですね。
新しいファームウェアの開発が進むことを期待しています。
最後に感謝の言葉です
最後に、これは依頼していなかった箇所になるのですが、修理していただいた部分がありましたので報告します。実は、購入して間も無い頃にバッテリーパック固定具のバネがおかしくなってしまったのか、自ら完全に閉じてくれない状態になっていました。
これについて修理の依頼はしていなかったのですが、担当の方が気付いてくださったようで返却された時には元通りになっていました。
一連のメーカー側の親切な対応に、また細やかな心配りに大変感謝いたしております。
感謝の言葉をまとめとしまして今回の投稿を終わらせていただきます。
ここまでお読みいただいた読者の方、ならびに適切な修正・加筆をしていただいたフリラjp編集部の方にお礼申し上げます。
オオサカUW39 阪井洸仁
↑返却されたTPZ-D553に添付されていたKENWOODからの修理票。
編集部から
再レポートの投稿ありがとうございます。買うときにメーカーの対応が親切なのは当然のこととして、無線機が故障になった時の対応がメーカーとしての品位が問われるシーンになりますので、今回はめったに聞けない貴重なお話だと思います。
編集部でも、今までに何台もメーカーにアマチュア無線機の修理を依頼していますが、どのメーカーのサービスマンの方も、気持ちよく対応していただいたことが思い出されます。
また、些細なことでも構いませんので、投稿をお待ちしております
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