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feed 20160818 蛙の雲見 (2016/8/18 1:33:09)
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イブニング市民ラジオ運用時に遠くに積乱雲が見えることがよくあります。その雄大な姿は美しくなんとも魅力的です。今年はまだ写真に撮りたくなるような美しい積乱雲を見ていません。

遠くから見みていると美しい積乱雲も近いとバリバリという雷ノイズで運用の邪魔になり、さらにもっと近くだと、誘導電流が溜まるなんとも言えない恐ろしげなサージノイズが聞こえることがあり、こうなると危険なので運用を中止して退避するしかありません。


宮沢賢治の『蛙のゴム靴』という作品で蛙達が夏の夕方に雲見するという場面があります。

「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」 
「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思はせるね。」 
「実に僕たちの理想だね。」 
雲のみねはだんだんペネタ形になって参りました。ペネタ形というのは、蛙どもでは大へん高尚なものになっています。平たいことなのです。雲の峰はだんだん崩れてあたりはよほどうすくらくなりました。

この作品の蛙達のように私も子供の頃から入道雲の成長を眺めるのが好きでした。勢いのない入道雲はあのモコモコとしたカリフラワーのような形が途中で崩れたり、雲の中ほどでちぎれてしまって成長が続かず消滅してしまったり。十分に勢いのある入道雲はベール雲を纏わり付かせモコモコした綺麗な形のまま圏界面にまで達し上部が平らに広がります。蛙達が言うペネタ形ってやつですね。

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以前撮った積乱雲ですが、この雲はすごく大きかった。昼間から雲の上部と下部の間で雲間放電も見ることができラピュタの「龍の巣」のようでした。

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ベール雲


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奈良の遥か北、若狭湾付近に発生した積乱雲。


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蛙達が言うペネタ形ってやつですね。かなとこ雲が成長していきます。


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紀伊半島南部に発生した積乱雲から伸びるかなとこ雲。。

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成長しきったかなとこ雲の下側。


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これもペネタ形ってやつですね。奈良県南部の山間部で発生した積乱雲。


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この雲は、この後こちらにやってきて雷雨になります。

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