無線ブログ集
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2016.08.18_CBトランシーバーの製作記事って? (2016/8/18 12:01:06)
「この記事読んで実際に製作した読者って何人いたんだろ?」
お盆休みも終盤です。本棚の整理をしていたら昔の「ラジオの製作」が出てきて、久しぶりにパラパラしていると、1977年8月号に目が止まりました。
なんとCBトランシーバーの製作記事が掲載されていたのです。
「4チャンネル、出力は電波法に抵触しないほど微弱?何となくグレーな感じ・・・。製作費¥15,000って今の¥30,000ってとこかな?ちょっと小中学生にとっては手が出ないんじゃない??」
当時は市民無線も2chから8chに拡張され、メーカーからも8ch対応機が発売され始めていましたが、当時はBCLブームの真っただ中。ソニーや松下はスカイセンサー、プロシードといったラジオの広告に注力していてCBトランシーバーの広告は出していません。角田無線の広告も、少しだけ掲載されているだけでした。
さて、この製作記事。その中身はこんな感じでした。
惜しむらくは、運用レポートが記述されていたら、もっと製作意欲がわいたかもしれませんね。
最近巷では、技適対応のトランシーバー開発が話題です。
メーカーを動かすやり方や出資を集めてコツコツ進めるやり方など様々ですが、「やってみて初めて見えてくるハードル」もあるのではないかと思います。是非そのハードルを乗り越えて良い方向に進んでもらいたいですね。
今から39年前に、こんな記事があったとはちょっと驚きでした。
筆者の方も、39年後にこの手の取り組みが再び求められる時代が来るとは、想像もしていなかったでしょうね。(笑)
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