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5/8λ J型アンテナを使ってみる (2016/8/28 16:41:57)
昨日作った5/8λJ型アンテナを試してみようと、いつもの大年寺山(仙台市太白区)に出かけてみました。あいにくの曇天、雨が降らないだけましです。自宅から歩いて20分ほどの散歩コース。
<装備>
ID-51+5/8λJ型アンテナ(145MHz)
三脚に設置し、あらためてSWRを測ってみたところ、バンド内1.2に収まっていました。ベランダの測定では共振点が少し下にありましたが、簡易SWR計ではほぼフラット。やはりベランダとは微妙に違います。ちなみに給電部付近の同軸ケーブルにパッチンコアを取り付けたところ、かえってSWRが悪化してしまいました。直接給電の場合、バランの代わり、というかおまじないとして使うことがありますが、何にでも付けるのは良し悪しようです。
約1時間。聞こえている局に応答したり、こちらからCQを出したり、できるだけパワー設定をスーパーロー(100mW)に設定し、運用してみました。
泉ヶ岳、塩釜、若林区、太白区、利府町各局と交信、それぞれ59のレポートをいただきました。100mWでも市内周辺であれば難なく飛んでくれるようです。色麻町モービル局のCQが聞こえ、はじめ100mWのまま応答したところ拾ってもらえず、5Wに引き上げ57のレポート。デジタルモード(DV)は市内1局のみお声がけいただきました。本日の最遠距離交信は、山形県新庄市の杢蔵山移動局。双方5Wで55-57。相手局はRH770を2mのポールに取り付けてお使いとのこと、翁峠や泉ヶ岳が壁になっているようですが、終始安定した信号で交信を続けることができました。距離約74km。パワーを下げての交信もお願いすればよかったかな、と思いましたが後のまつり、終了後に気が付きました。
Lパイプ式三脚設置
5/8λJ型アンテナの印象としては、使い勝手の良さを実感できたものの、性能という点では今日の運用ではまだわからず、といったところです。前作はケーブルとバラン直付けのため取り回しがいま一つでした。今回はコネクター接続方式にしたことで、設置と収納が随分しやすくなりました。山の運用ではちょっとしたことで使い勝手が大きく変わることがあります。三脚とのバランスも問題なく、Lパイプ式でワンタッチ。5/8λの手ごたえを感じられるということは特になかったものの、パイプ穴にショートスタブを通して固定する方式にしたことでスタブ間隔が保たれ、信号の安定性が増したのでは?などと考えています。見た目もスリムで気に入りました。機会をみてまた使ってみます。本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。
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