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feed 笙ヶ岳(飽海郡遊佐町)移動 (2016/9/18 15:22:28)


 8月の鳥海山移動の際に、山頂と反対側に見えていた稜線のピーク。「山」という字をそのまま形にしたような三つの頂を持ち、どこか牧歌的な姿が強く印象に残りました。3連休初日の土曜日、天気予報が毎日くるくる変わるものの、この日だけは鳥海山周辺の晴れマーク変わらず。この機会を逃せば、もう来シーズンまで登れないかもしれない。迷いながらも、早起きして出かけてみました。


朝焼けの鳥海山


 午前3時仙台の自宅を出て、鉾立登山口に着いたのが6時。すでに駐車場は3分の一ほど埋まっていました。みなさん、早いです。ほとんどの登山者は鳥海山頂をめざしますが、こちらは笙ヶ岳なので急ぐこともありません。賽の河原から本道と分かれ、細道を進むとほどなく大平コースの河原宿に合流。すぐにこのコースと分かれ、笙ヶ岳直登ルートへ。15分ほどで尾根に到達すると、鳥海山が圧倒的な存在感で目に飛び込んできました。そして、めざす笙ヶ岳も。


笙ヶ岳の稜線

尾根より

第1峰へ

山頂 眼下に日本海


 手前から第3峰、第2峰、そして最も奥の第1峰が山頂。標高1635m。左手には鳥海山本体、眼下には庄内平野と日本海山、実に快適な稜線歩きで難なく第1峰、第2峰、第1峰山頂へ。鉾立から1時間30分の登山。ここで無線運用と考えていたものの、標高的には第3峰の方が高いようで、北方向が壁になってしまいそうなロケとなっていました。山頂の雰囲気と三角点のみ確認、いったん引き返し、第3峰で運用することに。

 <本日の装備>
 リグ FTM-10s ID-51
 アンテナ 5/8λ J型アンテナ(145MHz)










 ワッチすると、トラック無線らしき交信がメイン周辺全てを埋めているような状態でした。今日が土曜であることを再認識。やはり移動運用は休日がいいようです。空きを見つけながら、約3時間、断続的に運用してみました。今回は新たに導入したFTM-10sとバッテリーの持ちを確認したいということもあり、あえて10Wで運用。青森、秋田、宮城、山形、福島、新潟各局に交信いただきました。ハイパワーの効果かどうか、いつものハンディ機より59のレポートが多かった印象はありますが、逆に信号の伸びは感じられませんでした。鳥海山本体が壁になったり、反射したり、ということもあったかもしれません。北は青森県藤崎町、約180km。南は新潟県柏崎市、約230km。混信に悩まされながら、30局交信いただき、QRT。




 今回の山行では鳥海山の懐の大きさをあらためて実感しました。山頂のみが山にあらず、御浜神社から笙ヶ岳、鳥海湖、鍋森、千畳ヶ原、この辺りでも十分高山歩きが楽しめます。のんびり散策しながら、簡素なアンテナで短時間の無線運用、そんなスタイルも良いかな、と。鳥海山頂をめざさないのであれば、仙台から日帰りも十分可能。何度でも行きたくなる山です。








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