無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
IC-DPR3 電源供給機 (2016/9/25 2:59:15)
アイコムの1Wデジタル簡易トランシーバーIC-DPR3には外部電源端子が無く既に製作された方がおられますね。私も作ってみました。オプションの乾電池ケースとスタンダードのカーアダプター(SDD-16)を組み合わせてクルマでも電源が取れるようになります。
乾電池ケースBP-273はアルカリ乾電池3本入るようになっています。4.5Vの電圧を7.4Vに昇圧して無線機本体に送り込む仕組みになっています。しかし0.2W出力に固定され1Wに設定できない仕様のようです。乾電池を昇圧させて1Wで使用するとすぐにバッテリー切れになってしまうからでしょう。カーアダプターを使用する場合はその問題がないので0.2W出力に固定されてないよう乾電池ケースの回路変更が必要です。
端子の横にある2本のネジを外すと昇圧回路が入っています。この昇圧回路は使用しないので取り外します。S端子とマイナス端子のバイパスをカットします。そしてS端子とプラス端子に抵抗器を接続します。
乾電池ケースの側面が湾曲していてDCジャックの取り付けが困難なのでケーブル付きDCジャックを利用しました。IC-DPR6用の電源供給機AD-107Hを真似して電解コンデンサーとコアを使用しました。ホットボンドでパーツを固定させ完成させました。
execution time : 0.019 sec