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キノコ (2016/9/26 20:09:14)
本日はトレッキングに行って参りました。学習会でした。
『まがたまの丘』という原生林です。
人の手が一切加わっていない、エコパーク志賀高原の核心地域となっています。
紅葉にはちょっと早い、この時期の山歩き、時おり雨も降り、霧の中の山歩きとなりました。
幻想的な景色でした。
さて、今日の見どころはキノコでした。
ベニテングタケです。下の方に赤ちゃんも顔を出していました。
ダケカンバなど、カンバ類の樹木の周りに円を描くように輪生します。(フェアリーリングと言います)
猛毒ですが、地域によっては食用とされています。
ドクベニタケです。
このキノコもフェアリーリングを作ります。
ドクヤマドリです。
イグチの仲間で、とても美味しそうなのですが、毒キノコです。
ナラタケモドキです。
ナラタケ同様、食用だそうですが、ナラタケとどこが違うのか、私には分かりません。
コガネテングタケです。
キレイな黄金色の傘、ベニテングタケのようなブツブツがあります。
毒キノコです。
ドクツルタケです。
ひと際白く、山の中で目立っています。
傘が開くと、表面が濡れたようなニュルニュルのテカテカになります。
現在分かっている日本のキノコの中で、一番の猛毒と言われています。
誤って食べると、恐ろしいほど苦しみながら死に至ります。
クチベニタケです。
真ん中の赤い部分が口紅を塗ったような姿に見えることから、クチベニタケと言われているようです。
ホコリダケと同じように、傘を作らず、球状の殻の中に胞子を持っています。
その時期になると、口紅のような部分から胞子を吐き出します。
志賀高原では、唯一ここだけで見られます。
サルノコシカケです。
サルノコシカケは種類が多く、きちんとした名前があると思われます。
オキナクサハツです。
なんと加齢臭がするそうです。ほんとかな~。嗅いでいません。(^^;
漢字で書くと『翁臭初』です。
一説では、翁のような臭いのハツタケ。
別の説では、傘の模様が翁のような皺に見える、臭いハツタケ。
いずれにしても臭いようです。
地面に出ている状態では臭いませんが、収穫してしばらくすると臭ってくるとのこと。
おもしろいキノコです。
毒キノコですが、食べても美味しくないとのことです。辛いみたいです。
以上、標高1700m付近、亜高山帯で見られるキノコでした。
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