無線ブログ集
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黒人っぽいキーボード (2016/9/28 6:40:59)
ビートルズの青盤、赤盤のCDを20代の頃に買って、ずっと繰り返し聴いています。なかでも「Get
Back」という曲がかっこよくて好きですね。エレキピアノが間奏でソロをとるのですが、とりわけここが「黒人っぽい」感じでかっこいいです。
拍の頭で和音を提示するというのがキーボードの大事な役割です。Let It
Beの「ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン」みたいな感じですね。Get
Backでは自由にぴょんぴょん跳びはねているというか、なんか楽しくなってくるようなソロになっています。
ビートルズの曲はよく聴いていましたが、情報はあまり知らなかったので、あのキーボードもビートルズが演奏しているものだとばっかり思っていました。まさかビートルズの中に黒人が混じって演奏していたとは夢にも思いませんでしたね。
弾いているのはビリー・プレストンという本物の黒人で、ビートルズがまだ無名の下積み時代に友達になり、ビートルズの終わりが近い頃にジョージ・ハリスンがセッションにさそったのだそうです。このときの様子が以前YouTubeに上がっていてお気に入りに入れていました。ビートルズがスタジオでセッションしているところへ、遅れてひょこひょこやってきて、「ヘイ、やってるじゃん。」みたいな感じでおもむろにあのソロをアドリブで弾いていました。ビートルズを待たせておいて、遅刻してくるって、何それって感じですね。普通一番最初にやってきて、掃除して待ってるって感じでしょうが。でも、そういう真面目な人にはあんな自由奔放なソロは弾けないような気もします。
ではまた
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