無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
20161104 ランチタイム運用と送電線ノイズ (2016/11/4 23:07:11)
運用結果は入感局は確認できませんでした。
※1.送電線ノイズ
送電線パルスノイズ、電柱の碍子が汚れたりして乾燥した日に放電が起きて発生する「ジー」「ジャー」「ビー」と聞こえる強力なパルス性ノイズでCBerにはとてもおなじみの厄介なノイズです。アナログテレビ時代には画面に点々とあわられるメダカノイズの原因にもなりました。市民ラジオ運用においては致命時とも言えるノイズとなり、これを聞くと一気にモチベーションが下がるノイズです。
送電線パルスノイズは関西以西では120Hz、関東以東では100Hzと60Hzと50Hzの両端ピークでノイズが出るため周波数が倍になります。高圧送電鉄塔の碍子はしっかりしているので意外とノイズは少ないですね。
送電線パルスノイズを
確かめる簡単な方法は、スマホアプリ等のギター用チューナーアプリでノイズの周波数を測ればわかります。また、この
チューナーアプリは手軽に音の周波数を測れますのでCB8chで聞こえるプーポー信号等の確認にも使用できます。
私の知る限り、現在のところこのノイズを除去できる市民ラジオ無線機は存在しません。SR-01も魔法のリグではありませんのでこのノイズに弱いです。というかノイズ自体に弱いですよね、NBも付いてないし。
送電線パルスノイズを避けるには
電柱のない場所で運用するのがいいのですが、電線がアンテナになるのか離れていでもノイズが飛んできます。どうしてもノイズのある場所で運用する際、私はモービルのIC-706MK2GMでSSBモードでDSPのノイズリダクションを効かせて受信待機しています。市民ラジオ機で交信開始時も片耳はヘッドホンで
IC-706の受信音をサブで聞きながらセパレート運用し、それで交信に成功したこともあります。
execution time : 0.016 sec