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link とうきょうSS44は今日も遊んでる とうきょうSS44は今日も遊んでる (2019/12/16 10:36:08)

feed 11/12(土) 奥秩父主脈縦走路山岳移動運用 (2016/11/19 1:41:18)
久々の雲取山、飛龍山(下)周回!
最高の雲取山-飛龍山間の奥秩父主脈縦走路!
山奥感味わうならココイチ(^^)
禿岩はいつもと変わらず奥秩父随一の展望地
そりゃー俺の頭も禿げるぜ!!

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CMの忙しさにかまけて登山も無線もご無沙汰な日々を過ごしております。
今週こそは何としてもなまった体に活を入れねば単なるオッサンに堕落してしまう! そんな強迫観念に苛まれながら仕事をこなして早金曜日。よし!イケる!!何としても定時退社して即寝、深夜起床からの出発に見通しがついた!!!
今回は山歩きがメインで無線はショート運用 となってしまいましたが・・・。

今回は鴨沢の先の所畑道路わきに車を止めて「所畑~小袖乗越~雲取山~(奥秩父主脈縦走路)~三条ダルミ~狼平~北天のタル~飛龍山~飛龍権現~禿岩~前飛龍~熊倉山~サオラ峠~丹波天平(タバデンデエロ)~保之瀬天平~親川~(車道)~所畑」という30km超ルート。1年に1~2回は歩く好きなルートです。

11/13(土)01:00起床。久々のお山とはいえガッツリ無線運用ではない為、また同伴者もいないため準備は直ぐ済みます。02:30自宅出発。いつもの所畑道路脇に04:00頃到着。予定より遅くなってしまいましたが準備していざ出発!

小袖乗越までは車道で上がります。まぁ、もちろん真っ暗なのでヘッ電装着して。何の変哲もない林道を淡々と歩きますが濃いガスで先が全く見えません。真上は星空なのですが。。。今日晴れるよな??

小袖乗越到着。
そのままいつもの雲取山への登山口からいざ入山!毎回思うのですが、 たまには明るい朝日を浴びで歩き始めたいもんです。 ヘッ電装着真っ暗闇歩行は慣れてますが景色もなんもないのでやや飽きます。今回はこれが後々 致命的ダメージ を与える事になろうとは・・・。

もちろん前にも後ろにも人はいなくシーン・・・・という音さえ聞こえそうな中を歩きもうそろそろ堂所、、、、、、
眠みぃ~!!
超絶眠い!!!

得意の薄目、時々そっ閉じ半睡眠歩行も効果無く人間の三大欲求の一つにやられて、もはや 泥酔したオッサン状態 。ちなみに食欲は昨晩、性欲は・・・・内緒です。
とにかく激烈な眠気にどうにもならず、さておきここで寝ても後から来る人に通報されますので、雄叫びを上げながら
堂所到着。

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堂所。
とにかく一服だ。 山中の新鮮な空気とタバコの悪辣な空気を同時に吸い込んで 平常心を取り戻します。大量に背負っている水も飲んで再出発。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
眠みぃ~!!
超絶眠い~!!!
変わりませんでした。


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七ツ石分岐。からの巻道へ。日の出。
時々ほとんど見えない 薄目半睡眠歩行でも耐える事叶わず、たまに立ち止まってしばし瞑想。 その繰り返しで どえらくペースが落ちます 。そういえば、4年前の鳳凰三山の時は睡魔に耐え切れずに引き返したなぁ、あの時は登山道脇で30分位座って寝ちまったよなぁ、気持ち良かったなぁ、、、、と自分への言い訳が頭をよぎりまくります。既に陽は上り朝日を浴び始めますが、それでも体は起きようとしません。 朝日を浴びれば復活すると思ってたのに当てが外れます。。。
いい加減、半目半睡眠歩行は危ないので時々まったく意味のない言葉、雄叫びや「まわるぅーまーわるぅーよ時代ぃーはまわるぅー」とまったくファンでもないのに昭和人なら知っている歌を口ずさみながら 何とかブナ坂到着。

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(左奥の雲がかかっているのがこれから行く飛龍山方面)

ブナ坂。
もう紅葉は終わり葉も落ち冬の装い。 冬の気温ではなく風もないので心地良い石尾根歩きです。ただし 油断すると睡魔が泳いで襲い掛かり ますので気は抜けません。。。
この時期の石尾根は良いです(^^)土日の日中は人も多いのですがこの時間だと、暖かい日差しとヒンヤリした空気感と静けさがGood!異臭を放つ奥多摩小屋をそそくさと通過して小雲取を登り雲取山山頂到着。

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(いつもの小雲取から)

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(最後に歩く尾根、丹波天平)

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雲取山山頂。
そういえば 新しい山頂標識ならぬ山頂標柱 がオッ建てられたので見に行きます。あれか、、、 でかっ! 思ってた以上のデカさに唸ります。
戻って避難小屋脇の岩場に陣取り一発無線運用します。それにしてもみなさん朝からのお声掛けに感謝感激(^^)久しぶりの運用でしたので楽しいひと時ですが、まだまだこの後の行程を考えるとあまり長居もできません。残念ですがQSOも短めに運用を切り上げます。QSOいただいた各局さま、ショートとなりスミマセンでした。また取り切れなかった方も申し訳ございませんでした。。。

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さて、標柱参拝やら無線運用やらで1時間程停滞したので山頂から三条ダルミへの急な下り道を急いで下ります。ここで一組の親子とすれ違います。おそらくお父さんと娘さんなのでしょう。三条の湯に泊まってこられた由。急登を喘ぎながら、それでも 二人仲良く歩く姿に羨望の眼差し です。うちの娘ともこうやって歩けたらいいなぁ・・・。

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三条ダルミ到着。
ビバークも出来そうな、富士山の見える分岐。特に何もないので通過。ここから先は人がぐっと少なくなり、場合によっては 誰とも会いません ので気を引き締めて行きます。 そういえば睡魔はいつの間にか退散しておりました(^^;)

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狼平。
三条ダルミから若干の起伏を超えてこの場所だけが高層湿地帯のような狭い平地。名前からしていわくがあるのかしら?と想像しちゃいますね。狼、、、。そういえば三峯神社や両神山も確かオオカミを祭っている。この辺りはオオカミ神話やオオカミにまつわる事柄が多いです。若干の空腹感があったのでオニギリを腹にぶち込んで一服したら再出発。

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(滑って落ちそうになった・・・)

奥秩父主脈縦走路。。。
雲取山から金峰山方面まで続く縦走路。いつかは端から端まで歩きたいもんです。
それにしてもこの 三条ダルミから飛龍山の区間、好きです。LOVEです。ゾッコンです(^^) 何がいいんだろうなぁと考えながら歩きましたが、きっと静かな事と山奥感、孤独感が肌に合っているようですね。水平移動と思いきや意外に起伏があったり登らされたりはありますが。
ただし、 非常に野生の香り、というか獣臭が強い ですので要注意です。周りには鹿がたくさんおり鳴き声もよく聞こえます。しかも至近距離で。冬季や春には鹿等々の死骸がよくあります。ただ不思議な事に奥多摩に生息しているツキノワグマにはまだここでは遭遇していません。。。

と、ここで歩いていると特小から  とうきょうAR705局さん  のお声が聞こえてきます。タイミングを逃してしまったのでこちらから指定お呼び出し!無事応答いただき特小QSO(^^;)失礼いたしました。いつもながら意外なQSOとなりますね(^^)

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さて、いつも休憩しがてら無線運用するポイントに到着。何はともあれ一服して無線をザックから取り出します。どーれどれ市民ラジオでも、、、聞こえる!僕にも聞こえるぞ!!今日はRJ-410。前回振るわなかったのでリベンジで新品電池装填してきましたがよく聞こえます。まず聞こえたのが美声。これはもしや・・・やはり  かながわCG61局さん  でした(^^)たびたび迎撃いただいておりましたがなかなかQSOならずでしたが今日は無事QSO!大変ご無沙汰しております!!その後も各局さんとQSOさせていただき孤独感からしばし解放されます。
予定より押していたので無念の運用終了。先を急ぎます。

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北天のタル。
名前が良い! 特に景色が良い訳でもありませんし何かある訳でもありませんが、 「北天のタル」という響きが最果て感がありいいです(^^)ここからはあまり明るい道ではなく、どちらかというと日陰でそろそろ凍結するようなルートとなりますが、それはそれで寂寥感満載で良いです。 ここまでくれば最終目的地である「禿岩」ももう少しです。

飛龍山へ上るための薄い踏み跡の道の取り付きに到着しますが、飛龍山山頂へは何度も行ってるし早く禿岩で絶景を満喫したいので今回はスルーする事にします。

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(跨いだら自分の足が短く地面に着かず木に乗っかってしまい下に落ちた)

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飛龍権現。
飛龍山下の権現様。すぐ下にビバークできる場所もあり、きっと野営する人がいるんだろうな、、、と思いますが、本来は緊急避難を除いてルール違反。権現様へ会釈をしてこのすぐ先の禿岩へ。

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禿岩。
決して私の頭が禿げているからではない。 なぜならまだ産毛が残っているから。ここはそんな産毛もない 超絶絶景奥多摩奥秩父随一のポイント です。 この山域に来てここに来ないのは、ショートケーキのイチゴを食べないようなもの。いやいや、道端に落ちているエ〇本を見つけて拾わないようなもの。ちがうちがう、ラーメンにおけるチャーシュー。カレーにおける福神漬け。いやそこはラッキョウだろう!駅ソバは天ぷらソバが好きだなぁ。駅ソバ巡りも憧れるぅ~!!
・・・・・まぁそういう場所です(^^;)

今日も天気は何とか良い状態で来れて良かった。ちょうど標高の低いところが紅葉を迎えており、絶景を見ながら自然が織りなす音にひたります。。。いいねぇ、いいよ、ほんとここは誰にでもお勧めできる場所です。

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持ってきたコンビニ缶コーヒーを開けての一服が恍惚感に浸らせます。既に昼は過ぎておりますが市民ラジオのスイッチオン!ここで  よこはまUQ3局さん  のお声が聞こえて迷わずお声掛けさせていただきます。そーだ!まだ特小チャレンジしますが・・・さすがに無理でした。

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さて、14:00も過ぎてそろそろ出発しないと。この後は下山となりますが行程がまだ長い。前飛龍、熊倉山を経由してサオラ峠まで下り、そこで15:30を過ぎていれば丹波へ。前ならそのまま丹波天平を経由して親川へ。 一番気を付けるポイントは丹波天平です。ここは広ーい尾根歩きでルートが分かり辛い。尾根から下降するポイントを外すと遭難にも繋がるので明るいうちに通過しなければなりません。 では出発!!

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ここからはひたすら下山下山!前飛龍ではしばし足を止めて最後の絶景を堪能しますが、それ以降はひたすら歩きまくります。熊倉山を喘ぎながら登り休みなく驀進、既に紅葉も終わって葉が落ちた木々の中を進みますが、徐々にまだ紅葉の標高まで下がってくるとやがてサオラ峠到着。

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サオラ峠。
ここは十字路となっており、直進で丹波天平。左に行くと三条の湯。道に行くと丹波の町、道の駅たばやま。と、ここで同年代の夫婦が休憩中。「こんにちは!」とあいさつを交わしますが、明らかに山慣れしていない様子。二人ともザックや装備も真新しい。時間は15:00。私の方はこのまま直進する決断をしますが、この夫婦も「ここからデンデエロいけるんだよねぇ。パン食べたら行ってみる?」と会話が聞こえてきます。 もし行くなら急がないといけない時刻 なのは分かっているのかな。ライトは持ってるのかな。いろいろ気になりますがあまりにマッタリしているので 「もうすぐ日が落ちるので先急ぎます!」とそれとなく現在の状況を言って出発します。

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丹波天平。
紅葉時期や新緑の時期が最も美しい場所 です。だだっ広い尾根筋ルートでここだけを目的に来ても良いですね。ちょうどこの辺りが紅葉でもう少し早い時間だったらここで枯葉に埋もれて寝っ転がりたいです(^^;)シートを広げて温かいもの飲んで食べてもいいですね。。。

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尾根からの下降点、相変わらず分かりにくいです。直角に左折した後もルートが分かり辛く時々キョロキョロしますが外さずに杉の樹林帯へ突入 しいよいよ里が近くなります。ちょうどこのあたりで日が山の陰になります。
ここからはひたすら暗い杉林の中を黙々と歩いていきます。所々に廃屋があり昔の村落を忍ばせますが、一部最近まで使っていたであろう新しめのもあります。
ヘッドランプ未使用でぎりぎりの明るさのうちに下山を完了。

親川。下山完了。
国道411号線に降ります。ここからは車道を鴨沢方面へ歩いて車まで約30分程度。一服しながらのんびり歩きます。暗くなってますので後ろに向けてヘッドランプを灯します。引かれそうで怖い・・・。

ほどなくして車に到着。家に無事を知らせて装備を解き着替えをして一服。想定より早く下山できたので早々に出発。帰路につきます。

帰り道はやや混んでおりましたが特に何事もなく帰宅完了と相成りました。

===

このルート、年に1~2回歩きます。距離もありなかなかタフですが奥多摩奥秩父の神髄を知るにはなかなか良いと思います。真冬に歩くには危険な個所もありますが、それ以外でまた今後も来ることでしょう(^^;)
今回は寝不足、疲労蓄積による大幅なペースダウン等若干無茶をした感もありますが、久しぶりに歩いた感じです。。。

おつなぎいただきました各局さま、ありがとうございました!

2016年11月12日(土) 雲取山(標高2,017m)、奥秩父主脈縦走路、飛龍山下、禿岩[東京都山梨県埼玉県]

雲取山山頂
みずほKN504局 DCR
さいたまBX71局 DCR
ぐんまTO539局 DCR
とうきょうK758局 DCR
ちばJP274局 DCR
さいたまKR50局 DCR
にしとうきょうYM207局 DCR
ひょうごAB337局 DCR

奥秩父主脈縦走路途中
とうきょうAR705局 特小単信
かながわCG61局 CB M5/52
さいたまUR2局 CB M5/52
とちぎAE540局 CB M5/52
かながわTM34局 CB M5/41
さいたまTS105局 CB M5/56
とちぎCD125局 CB M5/53

禿岩
よこはまUQ3局 CB M5/53

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