無線ブログ集
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20161121 しろばんば舞う (2016/11/21 23:52:17)
雨が降り出しそうな曇り空の奈良地方、しろばんばがあちらこちらで舞っていました。井上靖の小説「しろばんば」で有名なあの虫です。晩秋から初冬にかけて見られる白い綿状のものを纏った羽虫。アブラムシの仲間で北の地方では「雪虫」って呼ばれ雪が降るように大量発生することが多いようですね。奈良でも雨の降る前などによく見られます。毎年、しろばんばを見ると井上靖の小説を思い出し、それと同時に冬が近いなあって感じます。地方によって「ワタムシ」とか「シラコ」とか呼び名が色々あるみたいですね。奈良では「シロコババ」って呼ばれるってネットでは書かれていましたが、10年前に亡くなった明治生まれの祖母は「シラコ」と呼んでいました。
雨が降る前に飛翔するシロバンバ、7~8年にRICOH
GRD2で撮影した画像です。2~3mmの小さな虫で飛翔シーンのマクロ撮影は難しく露出マニュアル、ピントを数センチで固定、飛んでる所を追いかけて行ってストロボで押さえています。
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