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feed 日本と米国のアマチュア無線 バンドプランを見比べてみる (2016/11/27 0:02:00)
アマチュア無線のバンドプランは、その国毎によって
使用区分が異なったり、割当が異なったりします。
今回、日本と米国のアマチュア無線 バンドプランを
改めて見比べてみました。

・ 日本のアマチュア無線 バンドプラン
http://www.jarl.org/Japanese/A_Shiryo/A-3_Band_Plan/bandplan20150105.pdf

・ 米国のアマチュア無線 バンドプラン
http://www.arrl.org/files/file/Regulatory/Band%20Chart/Hambands_color.pdf
更に細かい区分は、ARRLの別ページに記載があります。

+ 米国にあって、日本には割当がないアマチュア無線バンド
5MHz(60m), 222MHz(1.25m), 902MHz(33cm)
この中で後者2バンドは、ITU Region 2(米国)とRegion 3(日本)
の異なりで生じた結果です。

+ 日本より米国の方が帯域が広いアマチュア無線バンド
1.8MHz(160m), 3.5MHz(80m), 7.0MHz(40m), 420MHz(70cm), 1240MHz(33cm)
米国は1.8MHzでSSB等が運用できます。

更に注意深く見てみると、21MHz(15m)等では
CW/SSBの区分帯域が異なったりしています。
米国のアマチュア無線において日本と大きく異なるのは、
資格別にQRV出来る周波数がバンドごとに細かく
設定されている点です。実質全アマチュア無線バンドを
ストレスフリーで運用したい場合、FCC License 最上級の
"Amateur Extra"を取得しないと出来ません。
日本のように資格ステップアップに伴う
バンド毎解放とは異なるので、この点各々お国柄が出ていると思います。

更にWeb上を検索すれば、各国のアマチュア無線バンドプランが
出てきますので、日本のと比較すると興味深い所があります。


* 追記
当方、機会があればFCC "Amateur Extra"を取得したいと
現時点で思っています。理由として日本と米国間は
アマチュア無線相互運用協定があって、日本の免許は
米国では"Amateur Extra"の範囲内かつ、日本で
許可された空中線電力 & モード等と制約があって、
例えば米国の2m FMレピータ帯域(大体146MHz辺りから上と聞いています。)は
相互運用協定で運用できませんし、当方一アマを所有していますが
無線局免許状の空中線電力は50Wなので、
勿論米国内での相互運用協定でも50Wまでしか許可されません。
(4級の方は30MHz以下のアマチュア無線バンドは運用できません。)


米国のアマチュア無線資格は下から
" Technician Class"→"General Class"→"Amateur Extra"と
Elements毎にステップアップしていかないと取得出来ない仕組みなので
是非とも"Extra"級を取得して米国本土は勿論、Guam, Saipan Is.等を
訪れた際はFCC Licenseで気兼ねなく運用したいです。
(当方がアマチュア無線を開局した頃は、
米国のアマチュア無線資格に"
Novice Class"等がありましたが
今では試験廃止と米国でも時代が変わりましたね。
21MHzでNovice Classの局が比較的ゆっくりしたスピードの
CWでCQを出したり、交信しているのを思い出しました。)

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