無線ブログ集
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いつか聴こえるか? (2016/11/30 13:53:17)
先日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に関するテレビニュースの中で、韓国国内の政治的混乱に乗じて北朝鮮が国外の北朝鮮工作員向けに、短波の周波数を使用した「乱数放送」が今年の夏以降に増えているとの報道がされていた。
この乱数放送自体は結構前からあるもので、北朝鮮本国と海外に居る工作員の連絡用に使われている。送信元が分からず放送自体も特定の日時と限らず、周波数も頻繁に変えて送信しているので中々受信するのも難しい。
朝鮮語での放送なので言葉は分からなくても数字を読み上げているだけであり、その数字だけを読む独特な言い回しは朝鮮語が理解出来なくても話し方からある程度判別出来るそうだ。
で、そのニュースの中でBCLラジオで周波数を探している様子が映されていたのですが、そのラジオというのが私も所有しているナショナルのRF-2200だったのには驚いた。現代だと例えばソニーの頂点であるシンセサイザーBCLラジオの「ICF-SW7600GR」なんかが出て来ても良さそうなのに、40年前のラジオが出て来たとはまだこのラジオはメジャーなのでしょうか?(^_^)/~
最初にラジオ全体が映し出されて、その後にダイアル面が映し出されたのを喰い付く様にテレビを見た(^_^;) SW2の10Mhzの少し下位の9,7~8Mhz付近なのを確認。
ちなみにテレビニュースで外国の政情を伝えるニュースの最初に、「ラヂオプレスが聴いた、今朝の○○放送によると・・」という言い回しを聴いたことがありませんか?
これは海外のラジオ局の放送を傍受してこの内容を編集し、日本国内の報道機関や政府に情報提供をする日本の通信社のことです。「ラジオ」ではなくて「ラヂオ」ですよ。
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