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ブラームス作曲 交響曲第1番 名盤の紹介 (2016/12/2 0:03:00)
ベートーヴェンの"交響曲第10番"との呼び名もある
ブラームス作曲 "交響曲第1番"で当方が所有している
音源の中で名盤と考えている物を紹介します。
ブラームスは多大にベートーヴェンの影響を受け、
今回記事にする交響曲第1番は約20年も構想を練り、作曲されました。
ブラームスは全部で4つ交響曲を作曲していますが
これだけ長い期間取り組んだ物は前にも後にもありません。
第一楽章冒頭や、第四楽章の旋律はつとに有名です。
今回、モノラルとステレオ録音で1枚ずつ名盤を紹介したいと思います。
+ モノラル録音
・ 指揮: ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
・ 演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ 1952年1月27日、Wien, Musikvereinsaalでのライヴレコーディング
・ ワーナー・クラシックレーベル
今から半世紀以上前のライヴレコーディングですが、
第一楽章冒頭の強烈なティンパニ打音、弦楽器の美しさ
全楽章の解釈、精神性の深さではどの音源もこれにはかないません。
このレコーディング1週間ほど前にベルリン・フィルとの音源も遺っていますが、
ここはウィーン・フィルの音質を取りたい所です。
(写真のCDは2010年に新リマスタリングされて、
LP収録された音へと更に近づいた音質と思います。)
+ ステレオ録音
・ 指揮: シャルル・ミュンシュ
・ 演奏: パリ管弦楽団
・ 1968年1月8日, 12日のセッションレコーディング
・ EMI レーベル
フランスのオーケストラから、ドイツ的な響きが出ている
奇跡の演奏です。指揮者 シャルル・ミュンシュ自身
アルザス地方の出身でドイツ系の作曲家を得意としました。
(現在、この地方はフランス領ですが神聖ローマ帝国時代から
歴史的にドイツと繋がりが深くフランス語は勿論、
ドイツ語が高い頻度で通用する地域です。)
初めてこの音源を聴いた際、先述のフルトヴェングラー盤を
思い出し演奏の質、感銘度の高さに驚いたことがあります。
しかしながら、フランス独特の雰囲気が残っておりそこが面白いです。
テンポを柔軟に扱った鬼才"シャルル・ミュンシュ"渾身の指揮が
大きな感動と満足感を聴き手に与えてくれます。
ブラームス作曲 "交響曲第1番"で当方が所有している
音源の中で名盤と考えている物を紹介します。
ブラームスは多大にベートーヴェンの影響を受け、
今回記事にする交響曲第1番は約20年も構想を練り、作曲されました。
ブラームスは全部で4つ交響曲を作曲していますが
これだけ長い期間取り組んだ物は前にも後にもありません。
第一楽章冒頭や、第四楽章の旋律はつとに有名です。
今回、モノラルとステレオ録音で1枚ずつ名盤を紹介したいと思います。
+ モノラル録音
・ 指揮: ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
・ 演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ 1952年1月27日、Wien, Musikvereinsaalでのライヴレコーディング
・ ワーナー・クラシックレーベル
今から半世紀以上前のライヴレコーディングですが、
第一楽章冒頭の強烈なティンパニ打音、弦楽器の美しさ
全楽章の解釈、精神性の深さではどの音源もこれにはかないません。
このレコーディング1週間ほど前にベルリン・フィルとの音源も遺っていますが、
ここはウィーン・フィルの音質を取りたい所です。
(写真のCDは2010年に新リマスタリングされて、
LP収録された音へと更に近づいた音質と思います。)
+ ステレオ録音
・ 指揮: シャルル・ミュンシュ
・ 演奏: パリ管弦楽団
・ 1968年1月8日, 12日のセッションレコーディング
・ EMI レーベル
フランスのオーケストラから、ドイツ的な響きが出ている
奇跡の演奏です。指揮者 シャルル・ミュンシュ自身
アルザス地方の出身でドイツ系の作曲家を得意としました。
(現在、この地方はフランス領ですが神聖ローマ帝国時代から
歴史的にドイツと繋がりが深くフランス語は勿論、
ドイツ語が高い頻度で通用する地域です。)
初めてこの音源を聴いた際、先述のフルトヴェングラー盤を
思い出し演奏の質、感銘度の高さに驚いたことがあります。
しかしながら、フランス独特の雰囲気が残っておりそこが面白いです。
テンポを柔軟に扱った鬼才"シャルル・ミュンシュ"渾身の指揮が
大きな感動と満足感を聴き手に与えてくれます。
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