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feed 2016.12.04_戦艦武蔵は何故沈んだか? (2016/12/4 23:12:54)
「結局、分厚い装甲板もそれをつなげていたリベットが弱かったってことなのね・・・。」

今日、NHKで「戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる”真実”~」が放送されました。
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2015年3月にMicrosoft共同創業者ポール・アレン氏が海底の武蔵を発見してから、1年半が経ちました。

2015.03.04_戦艦武蔵、発見される!
2015.03.07_戦艦武蔵、発見される!(その2)

あの時、艦首は原型をとどめていたので、原形をとどめているかもと期待されたのですが、結局大和と同様に1kmの範囲に粉々になって海底に眠っていることがわかりました。
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その後、NHKが未公開映像の提供を受け、海底で撮影された動画を静止画に分解して、再び繋ぎ合わせることで3D映像化を行い、「なぜ強力な装甲板に囲まれた空間があったのに沈んだのか?」、そして「なぜ粉々になったのか?」を検証した結果報告の内容でした。
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海底の画像から、装甲板の一部が発見され、つなぎ目部分に魚雷が命中し、繋ぎ合わせていたリベットが緩み、隙間から海水が流入したことが沈没の原因とのことです。
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また、当時の生存者の方の証言では、知り合いの戦艦大和乗組員から、少し前の海戦で大和が魚雷を受けた時、装甲板のリベットが緩み海水が入ったということを聞いていたそうです。

粉々になった原因は、2番砲塔の弾薬庫の爆発が原因とのことです。映像のオレンジ部分が弾薬です。
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爆発シミュレーションによるとこんな感じ。沈没状況とほとんど合致するとのことでした。
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それ以外に、当局が驚いたのは、艦橋の上部右側に大きな穴が開いていたこと。
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空襲で爆弾が艦橋に直撃し、首脳陣が壊滅状態になったことは初めて知りました。
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小さいころから「戦艦大和・武蔵は分厚い装甲板に守られている。」と書籍で刷り込まれていた当局としては、ちょっと意外な展開でした。
たしかタイタニック号も粗悪な鉄のリベットが使われていたため、あっという間に穴が広がったことが沈没の要因の一つとTVで見たことがありますが、つなぎ目は大事ですね。全溶接だったらまた違っていたのでしょうね。

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