無線ブログ集
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2016.12.10_It's a Sony展に行ってきた。(ラジオ&無線編) (2016/12/10 20:19:17)
「ソニーの平井社長は、BCL少年だったんだ。スカイセンサーの復刻版作ってくれないかな~。」
今回は、展示されていたラジオと無線にスポットを当ててみます。
BCLラジオは、ソニーの歴史の中で重要な位置を占めているようです。
基本的に会場は、大きなテーブルに代表的な製品が並んで展示されています。
その会場の入り口には、エポックメイキングな製品が、1台づつアクリルのケースに展示され、その脇にはその製品への想いを綴った著名人の方々のコメントが紹介されています。ウォークマンプロフェッショナルやノートパソコンなどが並ぶ中、一台の黒いラジオを発見!
あの有名な、スカイセンサー5800です!
その思い出を語っているのは、なんとソニーの平井社長!
当時の5800のCMを今でも覚えているとか、本当は5900が欲しかったのにお金が足りず5800にしたくだりは、平井社長が熱心なBCL少年であったことを認識させてくれます。
社長が元BCL少年なのであれば、出来ればスカイセンサーの現代復刻版を発売してもらいたいものですね。
会場で目にとまったラジオは、まずトランジスタラジオ第1号です。
お次は、ワールドゾーンCRF-230。
裏のプレートを見ると、短波帯は19バンドにわかれています!裏を撮影しているのは当局くらい。(笑)
でも前面のダイヤルを見る限り、バンドセレクターらしきものは無く、プッシュボタン式の「SW2-19」しか見当たりません。もしかしたら、一回押すたびにバンドが上がっていく仕組みなのでしょうか?
当局世代が一番食いつくコーナーがここ!((笑)
やっぱりありました、BCLラジオの元祖、スカイセンサー5500A。
スカイセンサー5900。スプレットダイヤルが初期型ですね。大勢の方が、スマホで撮影しておりました。
その他、スカイセンサー6000もありました。
PLLシンセサイザー方式のICF-6800は無理にしても、ダイレクト選局でBCLブームを終息させた張本人ICF-2001や新聞広告1面を使って「久しぶりにラジオで自慢します。」と宣伝したICF-SW1などは並べてもらいたかったですね。
ラジオで一番食いついたのは、コレ!
つくば万博のジャンボトロンの形をしたラジオ。
1985年に開催されたつくば万博。
当局は高校卒業プチ旅行として友人と一泊二日で出かけたのでした。
会場の広場にはデーンと大きなジャンボトロンが鎮座していました。
この最上部にTVカメラが設置されていて、広場に座っている人をズームイン。自分が大画面で映っているところを記念撮影出来るように、画面を5秒ほど静止してくれる心配り。
当局も写りたくて、カメラの無方向に走っていったものでした。結局映りませんでしたが。(笑)
ジャンボトロンのイメージパース。
保守用エレベーターもあったとは・・・。
ジャンボトロンの画像素子も。これは貴重かも。
無線機関係は、ICB-650がエントリー。どうせなら赤い彗星のICB-600と並べて展示したらよかったのに。
残念なのは、ロッドアンテナ。先っぽが折れています。(涙)
エベレスト登頂に使った実機ならともかく、そんな記述はなく。
ジャンク市では箱付きで売っているのに、ソニーにはこんなボロしか残っていないとは・・・。
近年のジャンク市では箱付きの出品もありました。
これを購入したフリラさん、早速展示用に貸し出しましょう!(笑)
その他にこんなトランシーバーも。
特小の展示はありませんでした。やっぱりあまり売れなかったのでしょうか。
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