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link 合法CB/特小(ミヤギKI529/1)とアルファードハイブリッド 合法CB/特小(ミヤギKI529/1)とアルファードハイブリッド (2019/12/16 10:36:49)

feed 特小の上下と打ち上げ角 (2016/12/10 20:19:17)

先日、ローカル局と特小レピータ最適化の話をしていた時、特小のアンテナは逆さにすると打ち上げ角が有利なのか?(本体上下反対に設置)と言う疑問が有りました。

「余り関係ないとは思います」とその場では言ってしまったものの、相変わらず適当な話をしてしまった事を反省…。
頭の中では、面積がある本体のラジアル側に引きつけられる事で、正方向が僅かに有利な気もするなぁ…と、ぼんやりとしたイメージ程度です。
その内実験をしてみようと思ってますが、今は時間があるので、ちょっと机上検証してみる事にしました。

■MMANA-GALで見てみる
mmanaでも良いのですが、GALってみます。
アンテナモデルはR100Dベースで、以前作ったものをそのまま使います。
そのモデルを正方向(アンテナが上)と逆方向(アンテナが下)の2つで比較します。
厳密には、給電点位置が本体高さ分の差が有りますが、これ位はご愛嬌。

イメージ 1


地面のモデルは平均的な雑木林相当。
解析エリアは、自由空間にすると差がなくなってしまうので、地面の影響が出る様にリアルグラウンドで、高さは5mと仮定しました。

■正方向
仰角1.9°にピークがあります。

イメージ 2


■逆方向
仰角2.0°にピークがあります。
(X方向で左右逆になったのは、アンテナ取付箇所が反対になった為)

イメージ 3


■結果
上記の通り、差が認められません。
この打ち上げ角に差がない傾向は、高さを数m変えても変化ありません。

■結局のところ…
ざっと考えたシミュレーションでは、こんな結果となりましたが、本当にそうなのかはやっぱり良く分かりません。

とは言え、実際のフィールドで実験するのは、マルチパスやハイトパターン等などの影響があり、正確に「どちらが良いのか?」のデータを取ることは難しいと思います。

しかしながら、このトンデモ理論を検証すべく、河川敷堤防でいくつかパターンを振りながら、測定器を使って実験をしてみようとは思います。


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