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東芝 RP-82 (2016/12/14 21:39:43)
そもそもラジオって庶民には中々買えない高価な商品だったそうですよ。
普及型の真空管を使った大きいラジオがやっと買えるか?という時代でも
持ち運び可能な真空管ポータブルラジオは結構良いお値段だったとか。
それがトランジスターラジオの登場、そしてそのトランジスターを国産化
(生産初期は歩留まり率がかなり悪かったとか)を経て大量生産に成功し
誰でも買える商品へと変わった訳ですね。
70年代に販売されたこのRP-82、色々なメーカーが同じ様な商品を出す中
少しでも手に取ってもらおうとデザインして生まれた商品と思います。
今では只のAMラジオにコストを掛けてデザインしないのか魅力をあまり
感じませんがこの頃の商品は個性的なモノが多くて見ていて面白いです。
まぁ個人的にスペースエイジ的デザインが好きなだけかもしれませんが。
ストラップも付いていて持ち運びが容易。このラジオは購入入手では無く
タイヤメーカーの販売促進品ですね。
丸いダイアル、面白いデザインではあるけれど見難いのが難点ですね。
有る意味適当です。
サイドに同調ダイアル。長年放置されていた為か回すのが固い。
裏面です。
この頃のAMポケットラジオにはイヤフォンジャックが有りますよね~
最中構造、単三2本を使います。乾電池も東芝にしてみました。
プラ用ワックスが効きすぎてテカテカですが(笑)
放置されていた為に汚れ放題でしたが掃除して通電させたらちゃんと受信。
40年ほど前の商品でも問題なく動いて実用になる、素晴らしい。ベットの
棚に置いて寝る前に少しだけ地元局を聞いてます。壊れかけてはないけれど。
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