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RRS-Pi SCU-17は不要 (2016/12/18 14:24:33)
RRS-Piいぢりをしていて検証出来たことがありました。
公式HP
にてフルコントロール可能な機種のうち、USB接続だけでリモートが可能なのは、FT-991,TS-990,TS-590,K3のみとなっております。
それ以外は、YAESUのSCU-17を用いて接続するとなっております。
私も未熟なもので、SCU-17を購入しTS-570のリモートを可能としましたが、開発者ブログに以前AF入力にサウンドブラスターが使えた記載があり、サポートは面倒だろうけど、もっと対応している外部機器を公開した方がいいんじゃね?的な事を以前言わせて頂きました。
まぁ私が言ったところでどうにもならんでしょうけども(笑)
とりあえず、出来ることはやってみたい性分ですので検証はしてみましたよ。
検証したのは、TS-570,TS-790,FTDX9000の3機種です。
まず、開発者ブログで書かれていた「サウンドブラスター」のUSBのサウンドカードを購入。というかヨドバシカメラで他のブツを物色中にたまたま見かけて思い出しただけですが(笑)
とりあえず使えなくても後悔しない程度の金額で買える SB-PLAY2 なるブツ(2kくらい)を選択しました。
前に他の同じような物を買ったのですが、別で使っちゃったので(笑)
これは、USBに接続しスピーカーとマイクの3.5mmのミニコネクタを接続して使うもの。無線のリモートではスピーカー端子に無線機のマイク、マイク側に無線機のスピーカーを接続となります。
とりあえずSB-PLAY2を接続し、RRS-Piを起動し管理画面に入り「無線機と音声の設定」の中の「USBオーディオの設定」を見てみると、しっかり認識されている事がわかります。
ただ繋ぐだけで使える事がわかりました。
後に送受信試験で検証するも、何ら問題なく使えました。
しかし、この時点ではAFが繋がっただけでリグコントロールは当然出来ません。
私もすっかり忘れておりました(笑)
とりあえず家にあった、RS-232C-USB変換ケーブルでリグとラズパイを接続してみました。
BUFFALOのBSUSRC06
というものですが(1.5k)、RS-232Cのオスーオス変換コネクタが必要になりますけど、問題なく接続出来ました。
先程と同じく「無線機とオーディオの設定」の「無線機」はお使いの機種名、「シリアルポート」は「インターフェイス」を「USB」(USB×2chではない)にし、「ボーレート」等は無線機毎の設定にして下さい。無線機側のメニューで設定を合わせる必要がありますが、無線機の設定のデフォルト値にした方がよろしいかと思います。
例えば、TS-570は57600bpsで設定上通信可能ですが、何か不具合というか調子がよろしくなく、9600bpsにした方が結果安定するわけで。
他の機種で57600bpsがデフォルトなら、9600bpsにするとモタつく事もあります。
設定後、RRS-Piを再起動しコントロールしてみて下さい。
間違え無く操作が出来るはずです。
当然公式情報ではないので、不具合があっても対処、対応はしてくれませんのであしからず。
また、私のTS-570限定かも知れませんけど、Ham Radio
Deluxeの時も同じだったのですが、TS-570の電源を入れずに初めてリモートコントロールを試みても、電源ONが出来ません。
一度手動で電源をonにしてから、リモートコントロールのインターフェイスを開くとTS-570本体と同じ周波数が表示されるはずです。
そのままインターフェイス上で電源をOFFにすると、以降は自由に電源もリモートコントロール出来るようになります。
バックアップ電池を疑いましたが、そうじゃないようですね。
たまに、SCU-17が20kくらいするので二の足を踏んでいるなんて方もいらっしゃるようです。
上記の方法なら3.5kくらいで済みます。(当然ラズパイ本体、RRS-Piのライセンス料金は別)
是非このような情報が多々上がってくると、リモート運用の敷居が下がり運用時間が増え、アマチュア無線が賑やかになっていくんじゃないかな?と思う次第。
って、お前は電波出してないだろってツッコミが来そうですが(笑)
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