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feed 第一級アマチュア無線技士 受験体験談(受験勉強) (2016/12/20 0:02:00)
当方平成28年8月期に実施された"第一級アマチュア無線技士"
国家試験を受験し、まさかの"一発合格"でした。
先日記事にしました通り、受験体験記(受験勉強)をメモ書き風に記載したいと思います。
無論、当方に合った手法を用いて受験勉強した結果を
書いていますので人それぞれ学習方法が異なることは
承知しています。参考程度にお読み頂ければ幸いです。


・ 第一級アマチュア無線技士を受験した動機
+ HF アマチュア無線バンドの30 & 20mにQRVすることが長年の夢だったため。
最初は、第二級アマチュア無線技士の受験を考えましたが
この際最上級を取っておきたい事、既に一アマを取得されている方と
交信頂いた際に、第一級の受験を強くお勧め頂いたためです。

・ 受験勉強に用いた問題集と副読本
以下のBlog記事に紹介している2冊を用いました。
http://blogs.yahoo.co.jp/oita_tn24/14467050.html

・ 受験に当たり心がけた点
+ 両科目とも"丸暗記"はしない。
+ "勘、うろ覚え"での正解は鵜呑みにしない。
+ 勉強期間は約6ヶ月。
+ 法規/無線工学共に"満点(150点)"は狙わない。
+ 一日あたりの勉強時間は長くて2時間程度。
しかし毎日継続して、時間が取れなくとも問題集には毎日必ず目を通す。
+ 一通り問題集を解いて、自分の得意分野と苦手分野を振り分けて苦手分野の克服をする。
+ 計算問題は"捨てない"。
+ もし8月期受験して、結果が3文字でも諦めず次回、その次と何度でも受験する。

・ 勉強の割当時間
無線工学 7割
法規 3割

・ 無線工学の勉強
+ 公式で導出出来るものは自力で導出する。
+ √2、ネイピア数 e≒2.818等、頻出する数学的定数は覚えておき
計算問題過程で指数表記をなるべく使い、計算を簡単にする術を身につける。
+ 解法が解っていて正解出来る問題でも油断せず、
副読本を読んで効率の良い解法、別の解法が無いか研究する。
+ 苦手分野の問題は、"なぜ"解らないかを副読本を使って研究する。
+ 勉強ノートは作らず(法規でも作りませんでした。)、余った紙を使って計算問題の練習を徹底的に行う。
この時、途中の数式や過程も省略せず記載する。
+ グラフ化や図示出来る問題は必ず視覚化する。

・ 法規の勉強
+ 正答の"キー"となる言葉を理解する。
+ "接続詞(ex. かつ、または、等)には気をつける。
+ "A問題"が"B問題"に、またはその逆もあり得るので問題の文脈を理解する。
(これは無線工学でも同様です。)
+ モールスに関する問題は当方、実際CW運用をしている事もあり絶対に得点を得る。

・ 受験当日に心掛けた事
+ 解答する際、見直しを徹底してマークミスは絶対に避ける。
+ 解ける問題から解いて、試験時間を有効活用する。
+ 例え手がつけられない問題が出ても、マーク欄を空白にしない。
+ 無線工学で計算問題は時間を掛けて、また問題用紙の余白欄を十分使用し解答を得る。


平成28年8月期、熊本会場は受験者で1部屋一杯でした。
久しぶりの無線従事者国家試験ともあり、少し緊張しましたが
午後の無線工学試験終了後、帰りの電車内で早速自己採点して
法規 & 無線工学共、合格レベルだったのでホッと一息でした。
それでも試験通知結果のハガキが来るまで、ソワソワした感じはありましたが
無事にハガキでの合格通知 & "第一級アマチュア無線技士"と
記載のある無線従事者免許証が到着した際、改めて長年の夢が叶った時でした。


来年受験される皆様方の合格を祈念しております。 Good Luck !!

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