無線ブログ集
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ディスコーンアンテナ2 (2017/1/24 23:00:17)
前回の続き・・・
ディスコーンアンテナの好きなところは、
どの周波数帯においてもフラットに受信出来る
という点でもあるんです。
逆に言うと、どの周波数も何となくは聞こえるが
よく聞こえるというわけではない。
そういうことがいえるかもしれません。
例えば、エアーバンド。
民間機用の割り当ては、118~136MHz。
(自衛隊の使用範囲を含めると142MHz辺りまで?)
軍用機の割当ては225MHz~400MHz位になるかと思います。
各アンテナメーカーからエアーバンド用として、
GPやハンディホイップ等々、いろいろ発売されていますが
VHF帯で周波数幅18MHz、UHF帯で周波数幅175MHz分を
1本のGPでカバーするのは、なかなか難しいはず。
実際、私もエアーバンド用のGPを使っていますが、
メーカーの設定した中心周波数?辺りは良好に受信出来る
ものの、中心周波数から離れていくにつれ、物足りなさを
感じるときもあったりします。
UHF帯のある周波数(225MHz~400MHzの範囲内)で、
144&430MHz帯のアンテナで受信出来るものが、
専用アンテナで全く受信出来なかったりするのもあり・・・
ディスコーンアンテナがプロの現場、特に航空無線の分野で
多用されているのは送受信感度(性能)がフラットであるというのが
一番大きな理由なのでしょうね。
モービル用のD200、D220はベランダに設置していますが、
大きさ的な制限が有り、やはり物足りない・・・。
うーん、やっぱり大型のディスコーンを設置したい!!(笑)