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ラジオの製作 1980年3月号 (2017/1/25 18:30:00)
2017年1月25日(水)
今日の夕暮れ。朝は寒かったですが快晴でした。
午前中は出勤。午後からは時間があったので、先日入手した「ラジオの製作」にゆっくりと目を通してみました。
ラジオの製作 1980年3月号は「春休み特大号」全332ページ。
特集が「写真で学ぶマイコン活用法」。
今の若い人なら「マイコンって何?」となるかも?
PC=パーソナルコンピューターのことを当時は「マイコン」と呼んでいました。
マイコン=マイクロコンピュータ。
記事によると1946年、世界最初のコンピューターは真空管18,800本で製作され、重さ30tだったそうです。莫大な電力を消費したのでしょうね。それでも機械式計算機の1000倍の速度で計算ができたとか...
これだけ大掛かりだったコンピューターの原型が現代のPCへと進化していったのですが、1980年ごろから徐々に個人の手に届くコンピューターが電機メーカーから発売され始めました。掲載されている機種の一部をご紹介しますと...
コモドールのCbm-3032。会社で先輩が使っていました。
シャープのMZ-80K。学校に置いてあって使っていました。
カセットテープのプログラムを読み込ませて動作させるものでしたね。
日本電気のPC-8001。
NECはカラー広告も掲載していました。
本体とディスプレーだけで定価277,000円。簡単に買えるものではありません。
この広告をよくみると、NECは「パーソナルコンピューター」と銘打っています。
社会人2年目の1986年、初めて買ったPCがPC-9801VM2でしたが、それでも本体とディスプレーだけで30万円近くしたように憶えています。それだけ高価でしたが、宝の持ち腐れで、たいしたことはしていなかったように思います。1990年代に入り、アマチュア無線のパケット通信や有線のパソコン通信では活躍しました。
でも、PCの進化は速く、数年経てばすぐに時代遅れとなってしまうのでした。
特集では「コンピューターを駆使した2001年の未来都市」を予想しています。
すでに今から16年も前です(笑)。
学校まで行かなくても勉強できる、お掃除ロボットなどは実現されているかな?
お風呂もボタン1つで沸きますね。
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