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feed アマチュア無線HF各バンド ダイポールアンテナのエレメント長 (2017/1/26 0:02:00)
アマチュア無線 各種HFバンドでの、ダイポールアンテナエレメント長をメモ書き風に記載します。
Blogによく記載している通り、当方はアマチュア無線を始めて
HF帯のアンテナは、ほぼ自作のモノバンドフルサイズダイポールアンテナで運用してきました。


・ エレメント全長計算式
L [/m] = (300 / f [/MHz] ) × 1/2
上の式は"第4級アマチュア無線技士"の無線工学でもよく見かける
基本式となります。

・ 各HFバンド エレメント全長
160m Band ( f = 1910kHzとして計算)
→ 約78.5m
80m Band ( f = 3537.5kHzとして計算)
→ 約42.4m
75m Band ( f = 3798kHzとして計算)
→ 約39.5m
40m Band ( f = 7100kHzとして計算)
→ 約21.1m
30m Band ( f = 10125kHzとして計算)
→ 約14.8m
20m Band ( f = 14175kHzとして計算)
→ 約10.6m
17m Band ( f = 18118kHzとして計算)
→ 約8.28m
15m Band ( f = 21225kHzとして計算)
→ 約7.07m
12m Band ( f = 24940kHzとして計算)
→ 約6.01m
10m Band ( f = 28850kHzとして計算)
→ 約5.20m

ここで、実際にアンテナを作製する際は全長を少し長め(約20%程度)にしておき
アンテナアナライザー等を用いて、目的の中心周波数でSWRが1.0へ近づくようにします。
また、エレメントを水平展開した場合(180°)のインピーダンスは約75Ωで、
120°程度のV字または逆V字にした場合は約50Ωになります。
アンテナを張る際は、エレメントを建物や障害物からなるべく
離れるようにし、出来るだけ地面から高さを稼ぐようにすると良いです。

ここからは当方の私感になりますが、
トラップコイル入りや、短縮マルチバンド対応の
ダイポールアンテナより、モノバンドの方がよく飛びます。
バランは出来る限り用意した方が良いですが、簡易的な設置や
自作品でも50W程度なら十分実用に耐えます。
何れにせよ、アマチュア無線は実験・研究の場ですので
基本中の基本と言われるダイポールアンテナでも色々と
工夫してみると面白いですよ。
また、アンテナを自作する際現在ではコンピュータで
シミュレーション出来ますが元祖"Smith Chart"を
利用する手もあります。

・ Smith Chart
https://en.wikipedia.org/wiki/Smith_chart
(英文ながら説明が豊富で使用例もあります。)

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