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feed 航空無線でスポラディック E層の発生状況を知る (2017/2/10 0:02:00)
すでに本Blogへ掲載する手法を用いて、スポラディック E層の
発生状況をチェックされている方もいらっしゃると思います。
航空無線でも、108.00MHz~117.950MHzへ割り当てられている
"VOR"を受信してスポラディック E層の発生を調べることが出来ます。

・ VORとは
簡単に記述すると航空機が飛行する際、電波灯台となる地上無線局です。
イメージ 1
SkyVector.comより引用
空中線電力は大抵の場合50W、無指向性アンテナを使っています。
Chart中の例えば"MUSASHI 117.7 TFE 124"と記載された
六角形で示された所に設置されています。

・ 実際の受信状況 (DJ-X7, SG9600モービルホイップ使用)
イメージ 2

少し変調を伴った連続波が発射されており、定期的に3文字の
モールス符号を送信しています。(117.70MHzの場合、"TFE"が打たれます。)

VORは24時間365日稼働している点、周波数がFMラジオや
アマチュア無線 6mより高いので頻度は落ちますが、それでも
強力なスポラディック E層が発生した場合、通常では受信不可能な
遠方VOR局の信号が受信できます。

VHF航空無線帯はアマチュア無線 144MHzに近い上
この周波数帯域まで反射する強力なスポラディック E層なら
合法CB無線を始めアマチュア無線 HF各ハイバンド & 6mは
オープンしているはずなので、スキャンする意味は十分有りますし
また同じVHF航空無線で"ATIS"を受信してみるのも面白いでしょう。

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