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20170213 アルインコ DJ-DP10用電源供給器作ってみた2 (2017/2/13 0:02:43)
アルインコ
DJ-DP10 RALCWI方式のデジタル簡易無線登録局ハンディトランシーバー1W機に用電源供給器を作ってみた。つづき
アルインコ 特小同時通話業務機
DJ-P45用の乾電池ケースEDH-37を使って中にDC-DCを組み込みました。作業自体は簡単な作業でドリルでケースに穴を開けてコードを通し、リード線を配線するだけです。DC-DCを組み込んでみると乾電池ケースの蓋もピッタリはまり、蓋が押さえになりDC-DC基板を固定する必要もありませんでした。
DC-DCの出力からリグの間に2Aのヒューズをリード線に直接ハンダ付けして入れてあります。これは以前IC-DPR5で3度もリグ内のヒューズを飛ばたことのある経験上DC-DC側にヒューズ必須です。保証期間が過ぎて内部ヒューズを飛ばしてメーカー修理に出した場合、部品代は数十円ですが技術料が1~2万円かかります。保証期間内でもメーカー純正電源でない場合は保証は効かないかも知れませんね。
DC-DCへの電源供給ですが、乾電池ケースEDH-37に穴を開けてDCジャックをつけるのではなくコードタイプのDCジャックを採用しました。以前作ったIC-DPR5/6の電源でも採用しましたが、コードタイプのDCジャックの方が固定・モービル・ポータブルと色んな運用状況に柔軟に対応しやすいためです。
この状態でしばらく使って様子を見たいと思います。
今回も採用した旧DCプラグ(センターマイナスにしています。)
我がシャックでは40年も前からセンターマイナスの旧DCプラグがスタンダード。これは開局時最初の市民ラジオICB-700A、最初のアマ機RJX-601がセンターマイナスのDCプラグだったこともあり、以来今に至るまでセンターマイナスのDCプラグがDC電源供給のスタンダードです。今もAI46主力のSONYの市民ラジオ機、IC-DPR1、DPR5/6の外部電源供給器で採用しています。屋外でのiPhoneの充電にもセンターマイナスのDCプラグ、プラグが違うSR-01もカプラーを介してセンターマイナスのDCプラグを使えるようにしてあります。プラグを共通化してありますのでポータブルバッテリー、モービル、固定のどの電源からも同じように使えてとても便利です。
今回のDJ-DP10用電源供給器もモービルや固定だけではなく市民ラジオ運用用のエネループ10本パックや関西OAMでDCR運用に使用しているニカドバッテリーやニッケル水素電池パックも使うことができます。SONY純正の12VのDCアダプターからも供給可能で送信しても大丈夫でした。
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