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feed 20170304 奈良交通路線バス「押熊線」 (2017/3/4 3:34:12)
狭隘路線(きょうあいろせん)として有名な奈良交通押熊線の路線バスに乗った時のリライト記事です。

軽四輪でも対向できないような細い道路を道幅いっぱいのバスが走っています。しかも全線双方通行、まるで鉄道の単線区間運行のようです。 ちなみに私はバスマニアではありませんので、バス自体のことは全然わかりませんが、奈良交通バスのバス無線153.39MHzの昔からのファンです。奈良交通のバス無線は交信が凄く活発で聞いていてすごく面白いです。

押熊線にはバスの運行を助けるため、ほんの数キロの路線なのにバスと直接交信出来る無線機を持つ3~4人の誘導員さんが各所に配置されています。他の路線の誘導員さんは「ナコーナラ208」「ナコーナラ209」の正式な呼出符号の略称で「208」や「209」と呼ばれていますが、押熊線の誘導員さん達は全てニックネームとも言うべきもので呼ばれている。呼出符号だとどの場所の誘導員かわかりにくいからかも知れませんね。

イメージ 1

ちなみに上の写真は今回の記事の押熊線ではありませんが、近鉄西ノ京駅の誘導員の「ナコーナラ209」さんです。

さて押熊線に話を戻しますが、誘導員さんが使っているバーテックススタンダードのハンディ機は奈良交通バスと直接交信するためのバス無線153.39MHz用、総務省免許検索から出力1Wと思われます。誘導員さん達は奈良交通と契約している警備会社の人たちで、バス無線のハンディ機は奈良交通からの貸与品と思われます。路線途中には奈良競輪場があり競輪開催時等には誘導員さん同士が交信するために別に400MHz帯簡易業務ハンディ機を持っているのも確認できています。バスの車載機は新潟通信機製の 一般業務用無線F検定機 NT-155MK-FT型トーン無と確認しています


近鉄西大寺駅北口バス停、ここが始発。たった数キロの短い路線ですが、離合するバス同士や誘導員さんとの交信で、もしかしたらバス無線としては日本一交信頻度の高い路線かも知れません。



西大寺駅を出発、近鉄京都線を渡ってから北進。競輪場を右に見て秋篠寺付近の狭い道へ入って行きます。写真は秋篠寺前を通過する押熊行きバス。この付近にも誘導員「てらまえ」さんがいます。



秋篠寺北側付近、誘導員がいない区間ではバス同士が互いに無線で連絡しあってあらかじめ決められた待機場で離合します。写真は西大寺行きのバス。



平城中山付近を通過する押熊行きのバス、クロネコ看板の右の人影は誘導員「へいなか(平城中山)」さん



誘導員「へいなか(平城中山)」さんの後姿。西大寺行きバスの車内より平城中山付近で撮影。



軽四を制止するハンディ機を持つ誘導員「へいなか(平城中山)」さん。西大寺行きバスの車内より平城中山手前で撮影。



道幅一杯って感じです。バスが来ると歩行者ですら脇に除けなければなりません。



民家が迫る。バスに乗って見ると歩くよりも道幅がずっと狭く感じられます。西大寺行きバスの車内より撮影。



ハンディ機でバスと連絡を取り合う誘導員「みなみおしくま」さん。西大寺行きバスの車内より南押熊停付近で撮影。



「押熊」停車中のバスにて。押熊出発時、運転手さんは無線で一言「熊出ます」



通勤時間以外でも結構本数は多いです。通勤時間以外はガラガラで、運転手さんと地元の人たちは皆さん顔なじみのような感じでした。



終点の押熊バス停「ターン場」、狭いため切り返しターン。左にタイヤ止めの枕木が見えています。


※誘導員さんの無線呼出名等は乗車中にバスの運転手さんが発したもの、または乗車中にバスに搭載されている
 無線機から聞こえてきたバス車内の音声を参考にしています。私自身が傍受して得た情報ではないので念のため。
 奈良交通のバス無線周波数は総務省の無線局免許検索でも検索可能です。
※この記事は数年前の古い記事をリライトしたもので時刻表など現在とは違う点もあるものと思われます。

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