無線ブログ集
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着雪のはじまり (2017/3/7 13:13:20)
着雪の始まりは、
こうして、何もないところに雪の結晶が繋がって、巨大化していく。
わずか太さ0.01mmほどの苔の枯枝にも、エビの尻尾。
冬になると、天気予報でよく「着雪注意報」というのが発令される。
それだけ「着雪は危険」ということ。
アマチュア無線家にとっても、雷注意報とともに心して掛からねばならないものの一つである。
まあ、落雪で同軸ケーブルがつぶれたり、低温で同軸内の湿気が凍ったり、大量の降雪でエレメントが埋没したりすることのほうが遥かに、目に見える実害が多いわけだが。
年二回の八木アンテナ(144㎒、430㎒)の設置と撤去も、毎回ひとりで、血だらけになりながら行っている。(ちょっと大げさでした。)だいぶ上達したが。
いつ死ぬかわからないので、自分でできる範囲で遊ぶことにしている。
助けてもらおうとは思わないし、助けてもらっても困るし、助けてあげることもしない。
「いつだってやめられる」
「いつだって再開できる」
という気楽さがそこにはある。
『来る者拒まず、去る者追わず』
常に自己責任。
継続の判断基準は好きか嫌いか。
そこに時間を使いたいか、使いたくないか。
という葛藤の中で、日々無線をしている。
つまり、無線は私にとって、自分との闘いなのである。
たぶん。
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