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20170307 IC-DPR1用ポータブルバッテリー (2017/3/7 16:59:22)
関西OAMの六甲山頂デジタル簡易無線運用ではポータブル化したIC-DPR1を使用しています。先日のOAMではポータブルキット内に入れたニッケル水素充電池13.2V3,350mAhだけで約3時間の 関西 OAM運用は可能か?ということで
3,350mAhを メインに使用しました。予想では
コントロール局の送受比率から IC-DPR1なら
1時間1000mAくらいの消費ではないかと思っていました。
09:39に運用を開始して3時間後、交信局は途切れることなく77~78局目の12:42頃に送信時に電源が落ちるようになり、予備の13.2V7,000mAhに電源切り替えしました。今回の 関西
OAMはご参加局が非常に多く居られましたので3時間40分という運用時間ため予備バッテリーが必要になりました。
13.2V3,350mAhのバッテリーで3時間運用できたということでほぼ予想通りの結果となりました。ロールコールキー局のように送信比率が高くない通常の運用でなら2~4倍くらいの時間は運用できるのではないかと思われます。IC-DPR1は供給電圧が約11Vを切ると電源が落ちてしまいますので、送信時に負荷がかかった時の電圧降下を考慮して電源は12Vより13.2Vのほうが良いでしょう。でも実際は13.2Vを充電できる充電器が入手しづらいこともあり難しい所だと思いますが。
13.2V3,350mAh/44.2Wh、 13.2V7,000mAh/92.4Wh
IC-DPR5/6や他社のハンディタイプのリグのように7.4Vリチウムパックを電源とする無線機にオプション乾電池パック等を利用してDCーDCコンバーターや三端子レギュレーターで降圧電源を自作し使用している場合、出力電圧のプラス3V以上が入力電圧となると思いますので、ポータブル運用時の外付け電源として12Vバッテリーを使用しても最後の方まで絞り出して使えそうですね。ただし降圧する際の変換効率がありますので1~3割くらいは目減りすると思いますが。
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