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Sメーターの無い無線機の運用方法 (2017/3/26 14:20:43)
ブログ更新が滞ってしまいましたが元気にやってます。
今回はSメーターの無い無線機の運用方法について紹介します。Sメーターとは一般的に信号強度計とも呼ばれ、電波の入力状態を視覚的に確認する手段として利用されています。アナログな針式メーターも有れば、LEDでインジケーターで表示するもの有ります。BCLラジオと異なり無線機の場合は1~9まで数字で目盛が刻まれ、9から上はdb(デジベル)表記となります。無線交信時に記録するRSレポートはSメーターが示す目盛の位置を目視して相手に伝えます。従って交信記録を残すという意味でSメーターの存在は大変重要です。しかし、全ての無線機に装備されているかと言うと、そうでも無い上、Sメーターが指し示す位置に公的な基準が無い事から無線機によって示す位置が異なります。例えば自分が保有する市民ラジオを例にすると、ICB-87Rは9の目盛を示してもICB-770は7の目盛です。さらにRJ-480となると5の目盛となります。公的な表示基準が無い以上は盛ったり引いたりする意味も有りませんからメーターが示した位置を先方に伝えるまでです。
今回紹介したいのはSメーターが無い無線機での運用方法です。Sメーターが無い場合、交信相手に対してRSレポートのR(5段階の明瞭度)のみ伝えるだけでも十分ですが、何かしら信号強度を記録したいところです。そこでぜひ活用して頂きたいのは「スケルチ位置による代替記録」です。一般的にスケルチは任意のレベルで雑音をカットする事を目的に信号強度に応じて調整が出来るようになっており、音量ボリュームの隣に配置されています。要は交信中にこのスケルチを回して相手局の電波が消えるギリギリの位置を探せば良いのです。下の機種(RJ-410)画像のように4の位置で相手局の電波が消えれば信号強度は4と記録します。Sメーター同様にスケルチの機能に基準はありませんので無線機によって動作位置は異なります。あくまで代替の記録手段として承知の上でご活用下さい。(この手法はツマミで調整ができるスケルチが搭載されていない無線機では使えません。デジタル系無線機については応用不可です)
以下は1月~3月前半の運用レポートです。
■1月13日の運用記録
運用地:三島市内
11:20 シズオカYM510局 DCR17ch M5/M5
12:30 シズオカT100局 DCR17ch M5/M5
12:35 しずおかCE33局 DCR17ch M5/M5
■1月14日の運用記録
運用地:浜松市東区イオン市野付近
09:24 ハママツTT5局/イオンP DCR16ch M5/M5
■1月20日の運用記録
運用地:東名高速磐田PA
18:30 しずおかDW33局/三ヶ日 DCR15ch M5/M5
■2月15日の運用記録
運用地:東名高速愛鷹PA
17:30 しずおかCE33局/沼津市 DCR18ch M5/M5
17:40 シズオカKJ64局/沼津市 DCR18ch M5/M5
17:55 シズオカT100局/沼津市 DCR18ch M5/M5
18:10 シズオカYM510局/富士市 DCR18ch M5/M5
■2月19日の運用記録
運用地:東名高速愛鷹PA
09:30 しずおかCE33局/沼津市 DCR17ch M5/M5
運用地:伊東マリンタウン
14:30 しずおかCE33局/熱海市 CB8ch 55/57
14:40 シズオカBM113局/伊東市 DCR17ch M5/M5
■3月16日の運用記録
運用地:第二東名高速駿河湾沼津SA
17:35 シズオカMT405局/富士市 DCR16ch M5/M5
各局、交信ありがとうございました。
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