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てんやわんやの奥尻島出張 第二日目 (2016/7/23 23:23:42)
どうしてこのような写真が撮れているのかというと、、、、。
実は 波乱の第一日目 に続いて 奥尻島出張二日目 もてんやわんやとなったためなのでした。
したがって朝ごはんも早めにお願いして7時45分には宿を後にいたしました。
奥尻島にもありました。営業は6時から23時までです。
仕事の方は、始めてから30分、思わぬトラブルが発生して、解決に1時間以上を要してしまいました。
結局それが最後まであとを引いて完了した時には11時を回っていました。
それから荷物を送る手配をして、フェリー乗り場のバス停に着いたのが11時18分。
わずか3分遅れで空港行きのバスは出てしまいました。
hacのWEBサイトでは函館行き便が天候調査中ですが、このあとの雨雲予想では飛ぶ確率大です。
この飛行機を逃した場合、12時05分発のフェリーで瀬棚に向かい、そこから長万部までの路線バス、長万部からスーパー北斗で新千歳空港に向かい空席次第ですが20時頃発の羽田行きとなり、帰宅はほぼ最終の23時台となります。
最悪はそれを覚悟しつつ、なんとか空の便で函館に飛びたいと思い、一瞬の判断で目の前の観光協会に飛び込みました。
「タクシーを呼びたいのですが」という第一声に対して協会のおじさんはすぐに事情を察してくださり、シマにある二つのタクシー会社の電話番号を教えてくださいました。
しかしおじさん曰く「島には2台しか無いんだよねー」
なんと、二つのタクシー会社には1台づつしかクルマは無く、しかもこの時間は予約で空港に向かっている可能性大ということらしい。
案の定、二つの会社ともクルマの手配が出来ず万事休す。
もうこうなったら最後の手段です。
宿泊させていただいた宿のご主人に電話をかけて、なんとか交渉の結果空港まで送ってくださることに。
空港まではバスで40分、約20kmの距離。島の道は所々センターラインもなくすれ違いが厳しいところは待避所があるような海岸道路。
電話してから5分で駆けつけてくださって、助手席に乗り込んだ時には11時45分、飛行機のチェックイン最終締め切りが12時15分で搭乗時刻が12時20分。チェックインまであと30分です!
ご主人は軽快にすっ飛ばしてくださり、無事チェックインに間に合いました。
もちろん地震の話、津波の話もさせていただきました。
次に来る時には一日休みを取って、津波館を訪問し、島の彼方此方を見て考えて心に焼き付けて帰りたいと思います。
なんとか締め切り5分前に滑り込むことが出来ました。
hacのお姉さんに運行状況を聞いてみると、これから乗る飛行機は函館を定刻通り離陸しており、奥尻のアプローチルート周辺も天気が急速に回復しており大丈夫でしょうとのこと。
飲み物の自販機があるのみです。
コーヒーを買って飲んでいると、ブロロロローっとプロペラ機の図太い音が聞こえてきて、 SAAB340Bが到着したことを知らせました。
サーブに乗り込んで離陸するために滑走路を端まで移動します。
上の写真では追い風のように見えますが、このあと滑走路の端で転回して10年前に新しくなった滑走路を北西に向かって滑走し、あっという間に離陸しました。
眼下に青苗岬を見ながら左旋回して、進路を函館方向に取ります。
空港の東側から海岸線に沿って高度を落としていきます。
昨日は函館空港を10時45分に出発して奥尻港に着いたのが21時と10時間以上かかったのに、たったの30分で到着です。
千葉の蘇我から東京湾に入ります。
窓の向こうにわが街市原の臨海工業地帯が見えます。
隣は STAR WARS ANA JETに新たにラインナップされた767-300型でした。
今回も宿泊付ではありましたがバタバタした出張でした。
でも楽しかったです!
いい経験させていただきました。
最後に一言、奥尻島はとても良いところです。
ご旅行の際は是非、「浜旅館」さんへどうぞ♪
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