無線ブログ集
| メイン | 簡易ヘッドライン | 
 
        
    
 
        JK4HNN/とっとりLC575のブログ
    (2019/12/16 10:36:00)
  
        ディップメーター
        (2017/3/12 8:57:38)
    
  
        「ラジオ少年」の通販で数年前に購入していた台湾製のディップメーターです。どうやって使うのかなと思いながら放っておいたのをようやく動作確認してみました。
http://www.radioboy.org/tester/index.htm
ディップメーターは同調回路の共振周波数を測定するもので、発振器と出力メーターから出来ています。共振回路のコイルとディップメーターのコイルを近づけます。ディップメーターの発振周波数が同調回路の共振周波数と同じになると発振出力が吸収されて減衰する現象が起こります。こちらを参考にさせて頂きました。
FCZコイル(7MHz10S)は120pFで7MHzに同調します。270pFのバリコンとつなぐと、ダイヤル半分くらいで7MHzになるはずです。こちらにデーターシートが載っていました。
http://calibration.skr.jp/
http://www.fcz-lab.com/index.html
ちゃんとピクッとなりました。ここでは6.5MHzあたりで同調しています。
マルチバンドGPアンテナの同軸末端にワンターンコイルをつないで測定しました。7MHzはうまくいきませんでしたが、14MHzはしっかりディップしてくれました。おそらく給電部直下でないと正確ではないと思いますが。
1年ちょっと前にバスケットコイル・ゲルマラジオを製作しました。トラップコイルを近づけて、混信した局を消す実験をしましたが、これと同じ原理です。なかなか面白い現象だと思います。
ではまた
execution time :  0.025 sec 
	