無線ブログ集
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特小実験 (2014/1/13 18:12:02)
本日は、昨年末に新規購入したDJ-P221Lの単信通話実験と、DJ-R20Dの臨時レピーター実験のため、
三木町の高仙山へ上山した。
今日の高仙山は、やや曇りであるが、風もなく著しい寒さは感じない。
交信のお相手は、城山移動のとくしまHA7618局。
デジ簡で試験方法について打ち合わせを行い、実験を始める。
まずは、特小単信実験から。
お互いに呼び出しをかけると、あっさり交信成立!Sは2つ点灯。
距離は30km程離れているものの、互いに見通のため、M5で入感。
最終的には、無線機を数10cm移動させることにより、Sが4つ点灯するまで電界強度が向上した。
続いて、1mWに出力低下させての実験。
Sが2つに下がり、若干雑音が混ざるもののほぼM5で入感。
1mWで30km先と交信できれば上等である。
あわせてコンパンダー機能の確認。
この機能は、無通話時のかすかな雑音を除去するもので、同じ機能を持つリグ相互が同時に設定していなければならない。
確かに、バックの雑音が低減されるが変調音に違和感が生じる。言葉で表現するのは非常に難しいのであるが、あえていえば音声のさ行が強調されるような変調となり不自然である。
設定を解除すると、非常に自然な音声となり、聞き取りやすくなった。
この機能は、Sが著しく弱くなり変調に雑音が混在した状態に威力を発揮するのかもしれない。
続いて、レピーター実験。DJ-R20Dをレピーターモードに設定する。
とくしまHA7618局に電波をだしてもらうが全く入感がなかったため、機器設定を再確認する。
設定を見直すと、これまた、あっさりと交信成立。
城山にはS2つ点灯で入感とのこと。
リグの位置を変更し、木の枝につるしたところ、これまたSが4つ点灯するまで電界強度が向上した。
そのまま実験を続けていると、くらしきFV223局からブレークが入る。
倉敷市種松山移動とのことで、Sは点灯しないが、M5で入感。
しかしそのうち、アクセスしたりしなくなったりと不安定な状態となる。
DJ-R20Dの調子が悪くなったのかと思い、機器の状態を確認していたところ、くらしきFV223局のリグの電源電圧低下が原因と判明した。
ほぼ同時に山頂付近が吹雪となったため、実験を終了し下山する。
本日は、特小に関する数々の実験を行うことができ、有意義な一日となった。
特に臨時レピーターは、運用場所を変えてチャレンジしていきたい。
本日、実験にお相手いただきました各局さん、お世話になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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