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DJ-P221L (2013/12/29 22:42:42)
本日は、念願であった特小無線機「DJ-P221L」を入手した。
それまでは、「DJ-R20D」1台と、「TOTAL WIN T-150」2台のみで運用していた。
当局の場合、特小無線機の購入のきっかけは、子供の無線ごっこ用としてであり、ホームセンターで2台セットで販売されていた「TOTAL
WIN
T-150」を入手したのだが、これが以外と通話距離がよく伸びて、子供のおもちゃとしては非常に高級な感もあったが、同時に本格的な特小の実力も知りたいとも思っていた。
TOTAL WIN T-150
それから数年後、フリラ各局の間で評判の「DJ-R20D」を入手し、 特小DXの真の実力
を思い知らされたのであったが、なんと購入後間もなく「DJ-R20D」は生産中止となり、まぼろしのリグとなってしまった。
そしてしばらくは、「DJ-R20D」でシンプレックス通話やレピーターアクセス通話を行い、DXを楽しんでいたが、このリグで唯一使用していなかった機能があることに気がついた。それは中継器としての機能である。
フリラ各局が盛んに臨時レピーターを設置している中、せっかくある機能を使わないのはもったいないではないか!ということで、中継子機の必要性が高まり、この度「DJ-P221L」の購入と相成った訳である。
しかし、他にも「IC-4300L」や「DJ-CH27」等の魅力的なリグの存在もあり、リグの選定には非常に迷ったところ
であるが、最新機種であることと、Sメータの装備が決め手となり、「DJ-P221L」に決定した。
DJ-P221L
さて、早速梱包を解き、リグを手にしてみると、まずはその軽量さに驚いた。なんと単三電池1本込みで130g!
「DJ-R20D」は、単三3本仕様なので180gあり、持ち比べると明らかにその差が感じられる。
長時間手に持っておく必要がある場合は、「DJ-P221L」はかなり有利であろう。
「DJ-R20D」と、「DJ-P221L」 アンテナ長は、約1.5cm程度の差が見られる。
さて、電源である単三乾電池1本!をリグに装着してみる。乾電池のふたは1円玉大のねじ込み式であり、本体から完全に離れてしまうので、屋外での運用時には紛失に気を遣いそうである。
電源SWは本体上部の音量つまみと兼用であり、何の違和感もなく電源投入できる。
早速電源投入すると、おなじみ「ピッポパ」音で起動し、液晶画面に「P221」が一瞬の表示され、すぐさまチャンネル表示に切り替わる。
各キーの操作性は、「DJ-R20D」と比べると、そのキーレイアウトが良いためか、明らかに「DJ-P221L」の方が使い易いと感じた。
さて、問題が1点。それはソフトケースである。
PTTスイッチ付近の状況 裏地がめくれている
このソフトケース、非常に脱着がしずらいため、電池交換が非常に煩わしいものとなりそうである。
というのは、かなり本体にフィットした設計となっているため、脱着に非常に力が必要となるのである。
しかし、力をかける場所は考えねばならず、特にアンテナの根元には絶対にストレスをかける訳にいかない。
そこで、ベルトクリップを持ちながら底を押し上げ、ケースをかなり変形させながら(かなりしわしわに!)さらに押し上げたやる。 そこまでやらないとないと抜けないのである。
さらに、PTTスイッチ周辺の収まりが悪いため、裏地がめくれて飛び出てくる。
これには、裏地を手で押し込んで、くせをつける以外にないであろう。
もう少しルーズでもいいのではないか?
こちらは、正常な状態
さて、気を取り直して、フィールド実験。
とりあえず、家の近辺の半径1km以内で、電波の飛びを確認する。
自宅には「DJ-R20D」と、「DJ-P221L」 をそれぞれ1台ずつ残して子供を待機させ、当局がもう1台の「DJ-P221L」を持って移動することとした。
自宅からおよそ1km離れたポイントから、自宅を呼び出し「DJ-R20D」と、「DJ-P221L」のそれぞれで受信させたところ、どちらもSマーク3個点灯とのレポート!
こちらの受信もSマーク3個点灯!まずは満足のいく良い結果となった。
Sマーク3個の基準が、「DJ-R20D」と、「DJ-P221L」でどの程度異なるのか不明であるので、受信感度がどちらが良いのかは判らない。
山へ移動して微弱な電波をキャッチすれば、各々の真の実力が判ることであろう。
ということで、次回は山へ移動して、この「DJ-P221L」の実力を確認してみたいと思っております。
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