無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
一口に無線といっても・・・2016年 (2016/12/28 22:30:03)
「福岡市はデジタル化が進んでる」
と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょう?
公衆無線LANの数?
学校にPCが配備されている台数?
または救急&消防無線の事でしょうか?
先々週開かれた福岡LINKの講習会&飲み会もあっという間に過ぎましたが 、とにかく皆さん好奇心旺盛で素晴らしい方達ばかり!
そうです、福岡市
(近郊含む)のデジタルアマチュア無線(以後、デジアマ)設備の事です。
北から南、東から西へ、大体何処へ行ってもロケさえ悪くなければWIRES-Xが繋がります。
前回、福岡県を出て運用へ行った時の事を思い出してみると、ノードはあるがアナログのままだったりと他の県ではそうは行きません。
これも一重にボランティアで、自宅にノード機、専用無線機、アンテナ設備、専用パソコン等を設置して頂いてる有志の方々のおかげだと思います。
基本中の基本かもしれませんが
福岡LINKのメンバーの方々は、まさに上記の言葉が当てはまるのではないでしょうか。
長くこの趣味をやっていると、両方を運用されている方が意外と多くいらっしゃる事に気づきます。
よってフリーライセンス無線の交信でもよく
「今日はコマーシャルですか?」とか
「明日はコマーシャルなのでオンエアデー運用に行けないんですよね~」
なんて言葉が飛び交います。
また基本中の基本かもしれませんが
今日の電波利用は
「営利」 「非営利」 のふたつに大別され、例えばアメリカ合衆国であれば、 Commercial radio 、 Non-commercial radio とされているが、アマチュア無線は後者である。
これが由来ですよね。
そんな中、フリーライセンス無線は Commercial radioと Non-commercial radioが混在しています。
勘違いしてる方も多いので、一応書いておくとアマチュア無線のアマチュアの意味は
よって法律で
金銭上の利益が発生する営利目的の運用は禁止されています。
つまり営利目的の通信が法律違反となる私的学究無線と違って、フリーライセンス無線は営利と非営利が同時に運用されている訳です。
そこで特に問題となって来るのが、
資格なし(登録申請と総通から許可を受ける事は必ず必要です)で5Wのパワーを出せるデジタル簡易無線での
営利業務無線と非 営利業務無線 の混信です。
デジタル簡易無線は、簡易な業務に使えますと定義されています。
趣味などのレジャーにも使えますと定義されています。
結果、どちらで使うのが偉いと言う訳ではありません。
最近、チャンネルチェックを2.3度かけた後に交信してると、交信中に後から割り込んでくる営利業務無線の方が居るようです。
限られた資源、限られたチャンネル数なので、きちんと理解した上での運用をお願いしたいですね。
最後に今年1年、デジアマ&フリラ各局、沢山の方々に本当にお世話になりました!
特に自分の自宅から100mWで4つのWIRES-Xノードに繋がる環境なのも、1Wハンディホイップ出力で沢山のDCR局長さんと繋がれるのも、皆さんのおかげです。
先々週の福岡LINKメンバーアイボール会の写真を貼っておきますw
ありがとうございました。
execution time : 0.024 sec