ホーム >> 無線ブログ集 >> FT-101 取り合えず修理完了?

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link CQ CQ DX by 7L3SVK CQ CQ DX by 7L3SVK (2019/12/16 10:36:32)

feed FT-101 取り合えず修理完了? (2017/3/30 19:34:38)
某局さんからお預かりしたFT-101の修理が完了致しました
基本的な修理は出来ましたが完璧に修理するには結構な金額が掛かるので某局さんに説明して
返却する事に致しました

 お預かりした時の状態・・・
イメージ 1
 此れから修理を開始します

 ケースを分解して内部のクリ-ニングと目視点検します
イメージ 2
 真空管を取り外して通電してみました・・・「電源が入りません」!!

 此処から修理開始.まず受信出来るか?
1 電源入らず・・・ 電源平滑基板不良.OM氏の所に部品取りの無線機が有ったので基盤を戴き解決
2 バンドS/W不良・・・ 接点洗浄剤でクリ-ニング何とか復活
3 モードS/W不良・・・ 紙ヤスリと接点洗浄剤で何とか復活
4 内臓マーカ-発信せず・・・ レギュレ-タ-基板不良で修理出来ず  (修理断念)
5 受信周波数ドリフト・・・ 調整しましたが時間が経つと10KHz位ズレル (修理断念)
取り合えず受信出来る状態に成りました・・・

 次は送信出来るか調べてみます
真空管を取り付けて1時間程エ-ジングして問題が無い事を確認.ダミ-ロ-ドやパワ-計を使い
点検開始・・・「PLATE]「LOADING」の機構は正常の様です
CWモードで真空管の同調を取り出力を計測.各バンド定格のパワ-は出て居ました・・・
此処まではラッキ-でしたが此の後.今回最大のトラブルに遭遇します!!
送信状態はCWモ-ド「7.020MHz」でダミ-ロ-ドを使い周波数カウンタ-で送信周波数を
チェックして居ましたが時間と共に送信周波数がドリフト・・・「7.160MHz」までズレて
しまいました.・・・メンテナンスマニュアルで症状を調べると修理を此処で断念せざる記載が・・・
「徹底的にコンデンサ-類の交換が必要.アマチュアレベルでの修理は困難」と記載されて居ました

再度.所有者の某局さんにトラブルの説明をして納得して頂きシャックの飾りと受信が出来れば良いと
話しが付いたので修理は此処までとして外装を綺麗にして返却する事と成りました・・・

 最後に外装のクリ-ニングをしました
イメージ 3
 タバコのヤニも取れて結構綺麗に成りました

最後に・・・
綺麗に成ったFT-101を眺めて居ると完璧に修理出来なかった自分の技術不足を改めて痛感・・・
其れでも修理していた時は至福の時を過ごさせて戴きました!!
こう成ると測定器が欲しく成りました.スペアナ欲しいな~  此れでFT-101の修理記事は終了です。

execution time : 0.022 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
105 人のユーザが現在オンラインです。 (103 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 105

もっと...