無線ブログ集
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アンテナの張り替え作業① (2017/4/5 18:12:38)
アンテナを張り替えるにあたって、ちょっと苦労しています。
どなたかアドバイスを頂けると助かります。
以前の日記にも書きましたが。
裏山に張ってあった、3.5MHzのダブルバズーカが、この冬、破壊されました。
着雪でエレメントが垂れ、雪に埋もれたようです。
その後、エレメントはデべグラスワイヤーごと、ちょん切れたようでした。
あらためて雪の力のすごさを感じます。
同軸ケーブル設置にも問題があるようです。
シャックから地表を這わせてあるので、雪解けとともに引っ張られるようです。
設置した場所(給電部 地上高5m)から、すでに1mほど給電部が下がっています。
これから雪解けが進むと、さらに引っ張られると思われます。
そのせいでコネクターに負担が掛かったのでしょうか、不具合が起きています。
なにしろ素人ハンダですので。
滑車のところが最初の給電点です。
ゆとりを持たせてはあったのですが、今は、1m下まで引っ張られています。
つい先日、この高さでダイポールを臨時設置しました。
アンテナチューナーを通してなんとか波が出せる状態でした。
同軸ケーブルが原因かと思われます。なんとかしないといけません。
そして今日、ダブルバズーカを再設置するあたり、ダイポールは撤去しました。
まずは同軸ケーブルのテストをしました。
① ダイポールを付けた状態で、無線側のコネクターを外し、芯線と編線での導通テスト。
導通していません。
アンテナにはバランが付いていますので、本来なら導通するはず。
同軸ケーブルが、どこかで断線している可能性があります。
コネクター部分が怪しいのですが。
次に、どの部分で断線が起きているか調べます。
② 無線機側のコネクターの芯線と編線を導通させ、アンテナ側のコネクターをテストします。
結果は導通していました。
不思議です。
アンテナも調べましたが、そちらは不具合はありません。
アンテナと同軸ケーブルの接続部分、コネクター同士の接点に問題があるのでしょうか。
ここで、立ち止まってしまいました。
雪解けまで時間がないので、とりあえず、できることから準備することにします。
雪でさらに引っ張られることを考え、4mの同軸ケーブルを用意しました。
片側はコネクターを付けました。
一度使ったコネクター、バーナーでハンダを落としましたが、ちょっと心配です。
もう片方は、同軸を直付けで延長したいので、被覆を剥いでおきます。
あとは雪上での作業になりますが、同軸ケーブル不具合の原因解明が先ですね。
アンテナの準備です。
新しいダブルバズーカを伸ばし、デべクロスワイヤーに沿わせます。
前回は失敗しました。
時間がたつにつれ、所々でたるんで、枝に絡みついてしまったのでした。
今回はしっかりテープ止めをしてからベルト止めをしました。
エレメント片側につき7か所です。
ここで、タイムアウト。
一度に長い時間が取れませんので、少しづつ作業を進めます。
とりあえず、不具合があるままですが、1m引っ張られた同軸ケーブルに繋げてきました。
チューナーで落とせば、なんとか交信できそうです。
実は、この場所、今しか作業ができません。
積雪量がマックスで、雪面が固まる時期だからです。
だんだん、雪解けが進むと、危険で作業ができなくなります。
雪は、樹木の根元や地表から融け始めるからです。
1~2m抜け落ちると、助けを呼ばないと出れなくなります。
根元はすでに融け始め、すっぽりと穴が開いています。
真っ暗で深さすら分からない。
ここに落ちると最悪。(笑)
ここ何日かが給電点に手が届く、ラストチャンスなのです。
アドバイス、おろしくお願いいたします。
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